早いもので、このブログを作ってから1年が過ぎました。
当初は、ある程度の収益化を狙ってましたが、結果として全然ダメでした。
初めて雑記ブログに挑戦してみましたが、その難しさを痛感したという所です。
けれど、くよくよしていても仕方がないので、ダメだった理由をいくつか考えてみました。
今回は、その理由をまとめたので、皆様のご参考になればと思い公開させていただきます。
※ちなみに、僕はブログを複数運営していますが、あくまで「当ブログ」におけるお話です。
1年経った後のアドセンス収益について
まず、当ブログでは、主にGoogleアドセンスで収益を得ています。
一応証明のために、直近の4月の収益を公開します。

(画像クリックで拡大します)
この月の収益は約1000円でしたが、300円程度の月もあったりするので、まちまちです。
Googleアドセンスの支払の基準額は8000円なので、1年で貰えるかどうかという所です。
僕はこの金額は少ないとみているので、その原因を掘り下げていきます。
ちなみに4月の月間PV数は3000程度。
お恥ずかしい。
原因1.圧倒的に記事数が足りない
さて、雑記ブログが稼げなかった1つの大きな原因としては、「記事数が足りない事」に尽きます。
ブログというのは、当たり前ですが「記事を見てもらってお金にする」仕事です。
そのためにも、「記事が命」であり、記事数不足は職務怠慢といっても過言ではありません。
では、なぜこの当たり前が出来ないのでしょうか。
その理由を1つ1つ見ていきます。
理由① ネタ探しが厳しい
1つ目は、多くのブロガーがぶつかる壁であろう、「ネタ探し」です。
何かを記事にしようにも、ネタがないと書きようがありません。
しかも、当ブログでは「答えのない問い」を多数扱っているため、自分なりの答えを出す必要があるのです。
僕の思考能力も限界があるため、「自分でも書けそうなもの」に絞ると、だいぶ限られてしまうのです。
また、間違っている点もあるので、自分で書いていて「これでいいのだろうか?」と思ってしまい、手が止まってしまう事もしばしば…。
それに、迂闊なことは書きづらいので、時間もかかります。
つまり、自分でもかけそうなネタは限られるため、記事数も少なくなる、というわけです。
理由② ライバルの台頭
では、なぜそんな面倒なことをしているかというと、「ニッチジャンル」を選んでいるからです。
ただし、僕はニッチジャンルを書きたくて書いているわけではありません。
けれど、そうしなければならない理由があるのです。
その理由は、メジャーなジャンルだと、とにかくライバルが強すぎて、勝つことが出来ないからです。
例えば、ネット上では、僕の扱う記事よりも、はるかに詳しい解説をされているサイトが多数存在します。
ブログで稼ぐという事は、そういうサイトに勝つという事です。
恋愛やエンタメ系など、僕でも書けそうなメジャーな記事は、ライバルに埋め尽くされています。
そのライバルに勝つというのは並大抵のことではないので、ハッキリ言って僕には無理でした。
そう考えると、メジャーなジャンルは諦めざるをえず、必然的に「ニッチジャンル」に追いやられてしまう事になるわけです。
もちろん、ニッチを攻めた結果、それなりに上位表示をさせることは出来ています。
とはいえ、それは同時に「ネタ切れ」を生み出す諸刃の剣にもなる、というわけです。
原因3.時間効率が圧倒的に悪い
最後の3つ目の理由。
それは「時間効率が圧倒的に悪い」という事です。
僕の場合、雑記ブログの作業行程は、だいたい以下の通りです。
- ネタ探し
- ライバルサイトの調査
- ライバルに勝てそうなキーワード選定
- 下調べ
- 下書き
- 執筆
- 見直し
- 投稿
- 書き直し
- 再投稿
10もの作業工程があり、いざやってみるとネタ探しの時点でかなり時間がとられます。
また、書けそうなネタを見つけたとしても、ライバルが強すぎると判断した場合、その時点で撤退です。
下書きや執筆も、下手をすれば1日以上かかる事も。
そして、いざ投稿しても、上位表示されない可能性もあり、完全に「時間の無駄」になる事もあります。
仮に頑張って上位表示されたところで、月1000円とか、やってられませんね。
ちなみに、当ブログは月1~3記事程度の頻度で更新してきました。
1記事あたりにかかった時間は最低でも5時間。
また、1週間かかった記事や、見直すたびに修正箇所が見つかって、未だに未完成の記事もあります。
それだけ時間を費やしてもこの程度だったら、もっとマシなやり方を見つけるほかないのでしょう。
雑記ブログの低収益の解決方法
では、以上を踏まえて、解決方法を考えていきます。
解決方法① 趣味として割り切る
まず、雑記ブログは趣味として割り切る、という事です。
お金も度外視、上位表示も度外視。
ライバルや収益なんて気にせず、好きなことを好きなように書くこと。
雑記ブログとは、本来そういう人向けなのかもしれません。
お金にならずとも、趣味仲間が集まったり、他のブロガーさんと交流することもできるでしょう。
ですので、収益目的よりも「楽しむ事」を目的にする方がいい、というのが1つ目の解決策です。
解決方法② 雑記ブログを諦める
2つ目の解決方法ですが、これは「雑記ブログで稼ぐのを諦める」という事です。
元も子もないようですが、正直、雑記ブログだけで稼ぐのは限界があると僕は思います。
そもそもアドセンス自体、1クリック10円~程度の広告です。
1日に何万ものPV数があるなら別ですが、月数千~万PV程度では、そもそも利益は見込めないのです。
また、僕の場合、月に数十記事も投稿できるほど、身の回りに面白いことが起こる事もありません。
それを観察する注意力も残念ながら僕には備わっていないのです。
そういう人間にとって、そもそも雑記ブログは最初から不向きだった、というわけです。
解決方法③ 特化ブログにシフトする
ですので、雑記はあきらめたとしても、ブログで稼ぐならばやはり特化型ブログにした方がいいと僕は考えます。
特化型とは、いろんなジャンルに手を出すのではなく、「1つのジャンル」に絞った形のブログの事を言います。
その方が「少数の商品」にスポットが当てられ、アフィリエイト収入が得やすいのです。
ちなみに、僕の利用しているオープン案件では、1成約あたり平均2000円で、月間の売上本数は50~150個となっています。(直近2年の数字です。)
しかし、その代わりに書く事は限られてしまい、自由なことが書けなくなるというのがデメリットなのです。
当雑記ブログは、あまりアフィリリンク等は考えていないので、利益が伸びないのも仕方ない事ではあります。
なぜ雑記ブログを始めたのか?
では、なぜ特化型ブログが儲かると分かっていて、あえて「雑記ブログ」に手を出したのか?
それは、リスクの分散のためです。
というのも、特化ブログの最も恐ろしい点は、「広告がなくなった時点で収益がゼロになる」ことです。
広告停止はアフィリエイトブロガーにとって致命的であり、そのタイミングは前触れもなしに突然やってくるのです。
実際、僕が取り扱った広告のはいくつか停止し、収入がほぼゼロになった経験もありました。
今でこそ収益はありますが、いつ収入がなくなっても、おかしくはないのです。
ですので、アドセンス収入でカバー出来れば、収益ゼロのリスクを回避できると考えたのです。
けれど、雑記ブログでもうまくいかないというのが、今回の経験から分かりました。
ですので、特化ブログを量産する事に力を入れた方がいいのではないのか、というのが今回の結論なのです。
複数の商品を、1つ1つの特化ブログに分けて作っていけば、どれか潰れてもリカバリーが利きますからね。
ブログで成果を上げるには?
それでは最後に効率のいいブログ運営とは何かを考えて終わろうと思います。
効率のいいブログの運営とは
効率の良いブログ運営のための条件としては、以下の3つになると僕は考えます。
効率の良いブログの条件
- 書くジャンルが決まっている事
- 毎回、1からネタ探しをする必要がない。
- 毎日新しいネタが供給される事
- ネタ切れの心配がない。
- 安定して記事数を増やせる。
- 自分の頭であまり考える必要がない事
- これが出来れば超楽できる。
この3つの条件が満たせれば、ブログ運営もかなり楽になるでしょう。
そして、問題となるのは「そんなジャンルあるの?」という点です。
僕はそれを見つけたのでなんとかやって行けてますが、いずれは広告停止になるはずです。
ですので、今後もその条件が満たせる新ジャンルを発掘していければと思います。
一応、新たな候補としては、5chまとめのようなサイトが望ましいです。
なぜなら「ジャンルが選びたい放題」「ネタが勝手に供給される」「コピペで済む(自分の頭で考えない)」という3つの条件を見事に満たせているからです。
ただし残念ながら、それはそれでライバルが多いので、僕は参入していませんし、する気はありません。(規約も面倒そうですし…。)
けれど、そういう感覚のサイトを作りたいと僕は最近思っています。
問題は、まだざっくりとしたイメージでしないという点ですが…。
また、この雑記ブログは趣味として続けていきたいとは思っています。
今後も続けていくことで、新しい発見もあるかもしれません。
その時はまたご報告できればと思います。
というわけで、今回はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございました。
ちなみに、ブログを4年やってみた愚痴的な感想もあるので、興味があればご一読いただけると幸いです。