最近話題の「Chat GPT」。
これを活用していかに儲けるか、みたいな話も多々でてきます。
そんな中、ふと思いついたのが「占い」の分野です。
もし、占いの知識がなくても、AIに丸投げして儲けられたらヤバくないですか…!?
まぁ、そんな甘い考えで商売が出来るかどうかは分かりません。
調べてたところ、検証動画が見つかったので、シェアさせていただきます。
Contents
簡単に出品できるChat GPT占いとは?
実際に占いをメルカリに出品して稼げるのか?
それを検証された動画がありました↓
動画では「占いの鑑定書」という形で出品されています。
鑑定書は、プログラミングや占いの知識がなくても作れるようです。
なぜなら、全部「Chat GPT」が教えてくれるから。
さらに出品する上での「商品説明」までも、ほぼ1から10までAI任せにできるという。
良心の呵責はさておき、これなら本当に素人でも占い業界に参入できそうですね。
実際に占いは売れるのか?
肝心なのは「売れるかどうか」ですよね。
動画では300円で2つ出品されました。
結果、1週間以内に2つとも売れたとの事。
ただし、売れた内の1つは、動画投稿者を知っている方が購入されていたそうです。
それでも2つ売れたという事実。
「ChatGPT占い」ではなく「AI占い」という言葉に変えたことがポイントのようです。
それ以降の出品はないようですが、10個20個と出品されたらどうなっていたのか…?
もし、これがまかり通るようになったら、占い業界にも何等かの影響があるのかもしれませんね…。
非常に興味深い動画でした。
本職の占い師には勝てないのか?
その一方で、本職の占星術師の方も、ChatGPTに参入されつつあるようです。
⇒「AI占い by チャットGPT」ChatGPTを活用した日本初の本格AI占いサービスが登場
とはいえ、占い師は素人とプロの区別が難しい業界でもあります。
なぜなら、資格や免許が不要な職業だからです。
ソース↓
占い師には、必須となる資格・免許がありません。
占い師になるために決まっているルートはなく、資格や学歴も問われないため、検定のようなものを取得する必要もありません。
https://job-q.me/articles/12887
もちろん、しっかりと時間をかけて占いの勉強されたり、実績を積まれた方もいるでしょう。
しかし「AIが仕事を奪う」という脅威が現実味を帯びてきている今、より競争は激化する可能性もあります。
僕自身ブロガーやってますが、これもまたAIに奪われる危険性が大有りなので、人の事言えませんが。
実際にChat GPTで占いしてみた
それにしても本当にChat GPTで占いが出来るのでしょうか?
実際にログインして、検証してみました。
Q.5月25日の運勢は?
A.申し訳ありませんが、私は運勢や占いに関する情報を提供することはできません。私はAI言語モデルであり、予測や占いのような未来の出来事に関する情報は持ちません。
(以下省略)
返答がかなり長文なので、コチラで勝手に省略いたしました。
今日の運勢を聞くだけでは答えてくれないようです。
それでは質問を変えてみます。
Q.3月4日生まれの運勢
A.3月4日生まれの人々の運勢について、一般的な特徴や傾向をお伝えしますが、占いではなくあくまで参考程度として受け取ってください。
3月4日生まれの人々は、冒険心があり、新しい経験や挑戦を求める傾向があります。彼らは好奇心旺盛で、知識を広げることや探求することに喜びを感じます。常に成長し続けることが重要であり、変化と刺激を求める傾向があります。
(以下省略)
具体的な日付を入れると、その特徴に答えてくれるようです。
次は恋愛の悩みのアドバイスをもらおうと思います。
Q.8月30日生まれ 恋愛について
A.8月30日生まれの方の恋愛については、一般的な特徴や傾向をお伝えできますが、個人の性格や経験によって異なる場合もありますので、あくまで一般的な指針としてご参考ください。
8月30日生まれの人は、情熱的で積極的な恋愛スタイルを持っています。自分の感情や欲望をはっきりと表現し、相手に対しても率直にアプローチすることがあります。恋愛においては、冒険心やスリルを求める傾向がありますので、新たな経験や刺激を求めることが多いかもしれません。
(以下省略)
かなり具体的に答えてくれました。
もうChatGPTで人生相談も可能かもしれませんね…?
最後に:使いこなすか使われるかが問われる
ChatGPTを使ってみた感想ですが、とてつもなく可能性を秘めたヤベー代物ですね…。
これを使って「悪い事」を企む人がいないか本当に心配です。
僕のブログがはたして生き残れるのか、本当に怪しくなってきました。
それはさておき、今回の場合は「占いを信じている人」に対する倫理観が問われるところです。
下手をすれば、カモられる人がどんどん増えていきそうで怖いなと感じます。
一方で「金儲けのためなら手段も選ばない!」みたいな人も増えていくかもしれません。
そういう意味でも恐怖を感じるので、僕は出品する気にはなりませんでした。
以上、「Chat GPTを活用した占い」についての考察でした。
気をつけつつも、有効活用できる道を模索したいと思います。