仕事が忙しい時こそ「休む暇なんてない！」って思ってしまうこと、ありますよね。
でも、ちょっと待ってください。
実は、休むことも仕事の一部なのです。
働き続けるだけが頑張っている証じゃありません。
この記事では、なぜ休むことが大切なのか、そしてどうやって効率的に休息を取ればいいのかについてをお伝えします。
休むことが大切な理由
「休むのも仕事のうち」って言葉、耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、これはただの言い訳ではありません。
本当に休むことで効率が上がるのです。
休むと効率が上がるって本当？
たとえば、集中力がそうです。
ずっと働きっぱなしだと、どうしても集中力が切れてしまいがち。
しかし、こまめに休むと集中力がリセットされて、結果的に短時間で効率よく仕事ができるようになるのです。
短い休憩でも、頭をリセットすることで、次にやるべきことに集中しやすくなります。
特にパソコン作業が多い人は、目を休めたり軽く体を動かしたりすると、その後の作業効率がグンとアップします。
休むとストレスもリセットできる！
ストレスを抱えたまま働いていると、気分も下がるし、パフォーマンスも下がってしまいます。
しかし、休むことでそのストレスをリセットできるのです。
気持ちを切り替えて仕事に戻ると、同じタスクでもスイスイ進むこともあります。
メンタルヘルスにも休む時間は本当に大切。ちょっとしたリフレッシュでも、心が軽くなります。
効果的な休憩の取り方｜疲れたら一旦ストップ
ただ「休む」って言っても、ただゴロゴロするだけじゃ効果的とは限りません。
休み方にもコツがあります。以下の方法を試してみてください。
- 短い休憩を挟む
1時間に1回、5〜10分程度の休憩を取るのが理想。特にデスクワークの人は、目を休めるために少し歩いたり、外の空気を吸うだけでもリフレッシュ効果があります。 - ポモドーロ・テクニック
25分間集中して仕事をして、その後5分間の休憩を取るサイクルを繰り返す方法です。これ、結構効くんですよ。休憩が待ち遠しくなって、仕事にも集中できるという二重の効果が。 - 深呼吸やストレッチ
座りっぱなしで体が固まっていませんか？軽くストレッチしたり、深呼吸するだけで疲れが和らぎます。特に肩や首のストレッチは効果的です。
ワークライフバランスを整えるコツ
仕事だけじゃなくて、プライベートの時間も大事です。
ちゃんと休みを取ってリフレッシュすれば、仕事にも良い影響を与えます。
そこで、日常に取り入れたいワークライフバランスを整えるコツを紹介します。
- オンとオフをはっきり分ける
仕事が終わったら、仕事のことは一旦忘れる。これが意外と難しいんですが、オフの時間を大事にすると、次の日の仕事がはかどります。例えば、就業後はパソコンやスマホをオフにして、リラックスする時間を設けましょう。 - 趣味の時間を作る
何か好きなことに打ち込む時間を作ると、心も体もリフレッシュできます。読書やスポーツ、ゲームなど、自分が楽しいと思える時間を確保しましょう。 - 十分な睡眠を取る
睡眠不足は効率の大敵。最低でも7〜8時間の睡眠を確保して、次の日に備えましょう。寝不足だと集中力が続かないし、仕事のミスも増えがちです。
アイデアが浮かぶのはリラックスしているとき！
「なかなかいいアイデアが出ない…」って悩んでるときほど、思い切って休んでみるのがオススメです。
実は、脳ってリラックスしているときにアイデアが浮かびやすいんです。
気分転換に散歩したり、カフェでボーッとするだけでも新しい発想が出てくることもあります。
創造力を高めたいなら、積極的に休むことが大事です。
プライベートとの境目が無くなる昨今
「休みたいけど休めない」そう思う人もいるかと思います。
リモートワークの普及もそうですが、PCとスマホがあれば外でも家でも仕事ができるようになりました。
学生であれば、学校が終われば家や塾での勉強が当たり前。
僕も自営業兼ブロガーでもあり、働こうと思えばはいつでも働けてしまうのです。
そんな生活では「いつ休むの？」という話になります。
当然、休まなければどうなるのかと言えば、単純に体調を崩したりカゼを引く確率が上がります。
睡眠時間を削れば、精神面や脳への異常も来すことになるでしょう。
一番大事なのは将来やお金のために頑張る事よりも、今の健康な肉体を保つことなのです。
10代20代なら多少の無理は効くかもしれませんが、年を取ればダメージはより大きくなります。
果たしてそのリスクを取ってまで、頑張らなければいけないのでしょうか？
つまり、考えるべきは「今の頑張りは結局何になるのか？」と言う事です。
もちろん、がむしゃらに頑張らなければいけない時期や環境と言うのはあるかもしれません。
その場合は何らかの「期限」を設けた方がいいのであり、いつまでも働き続けようと思う事は危険だと言えます。
もし、下記の理由のために頑張るならば、一度手を止めて考えた方がいいかもしれません。
①より金銭を欲する場合
もっとお金が欲しい、もっと豊かになりたい。
そう思いながら頑張る事は確かに大切です。
しかし「お金はいくらあっても足りない」こともあるのです。
なぜなら、資本主義社会ではお金があればあるほど、それに見合った価値の高い商品で埋め尽くされているからです。
つまり、欲を追い続ければきりがないため、ある程度の妥協点を見出す事も必要なのです。
さもなければ、途方もない欲望に振り回されることになってしまうでしょう。
そして、それが叶わなかったときは喪失や虚無感、怒りに変わるだけです。
自分の頑張りや能力は自分でしっかりと認めて、受け入れる必要もあるでしょう。
②不安をかき消す場合
「将来、もしお金が足りなかったらどうしよう。」
「もし、職を失ったら家族を養っていけるだろうか…。」
そんな不安を持ってしまうと「休むなんてもってのほか」という考えになるかもしれません。
実際、僕もそうですし、先代の父も恐らくはそういう考え方でした。
週休1日の自営業であるがゆえ、健康診断に行く時間すら取れず、子供の面倒を見ながらも懸命に働いてくれていました。
けれど、その頑張りのせいで体を壊してしまう事になったのです。
独身の場合と、家族がいる場合では、そのプレッシャーは大きく異なると思います。
家族を持つことで「今まで以上の頑張り」は必然的に求められるのです。
ただ、それでも一番やってはいけない事こそが「体を壊す事」なのです。
お金が足りない状況よりも、「不健康になったとき」を不安に思った方が良いのです。
借金を抱えるほどでもなければ、まずは体が大事です。
体が元気であれば、メンタル的にも安定するはずです。
物を言うのは気力と体力であり、それがあれば職を失っても何とでもなると言い聞かせるほかありません。
そのために必要なことは、非常にシンプルです。
疲れた時は休みましょう。
たった、それだけの事なのです。
まとめ｜休むのも立派な仕事です
忙しいときこそ、「休むのも仕事のうち」という考え方を取り入れてみてください。
むしろ「休むために頑張る」と思った方がいいかもしれません。
睡眠とは、今日一日頑張った人へのご褒美、という考え方もありますからね。
適度な休息が取れれば、もっと効率よく働けるし、ミスも減ります。
仕事ばかりじゃなく、自分の時間も大切にすることで、結果的に仕事の質も向上します。
仕事をずっと続けていると、疲れてパフォーマンスが下がるなんて、当たり前の話です。
だからこそ休むことが大事！
