パネルでポンは怖すぎる程ハマるし難しい!

パネルでポン

Switchオンラインに加入すると、追加料金なしで遊べる「パネルでポン」。

SFCのゲームではあるものの、パズルゲームとしての完成度が高く、めちゃくちゃ面白いしハマります。

その反面、恐ろしすぎるほど高難度なので、その辺の感想を書いていきたいと思います。

可愛い絵柄なのにエグすぎる難易度

このゲーム、やたらとグラフィックが可愛いです。

発売が1995年なので、ザ・平成初期の風を感じます。

特に、キャラクターデザインは当時の女児向けアニメという感じ。

ところが、その見た目に反して難易度が怖いほど難しいです。

ポップでお手軽で、子供にも優しそうな雰囲気を平然と裏切ってきます。

そもそもこの時代には、低難易度のゲームは存在しておらず、いかにプレイヤーに試練を与えるかというゲームばかりでした。

セーラームーンの皮を被ったファイナルファイトもあったくらいですからね。

「パネルでポン」も例外ではなく、可愛いグラフィックに騙されてはいけないのです。

1人プレイでも楽しい

このゲームでは、エンドレス、スコアタ、ステージクリア、パズル、VSという5つのモードで遊ぶことができます。

1人プレイでも遊びごたえ抜群です。

中でも、ストーリー調になっているのは、「ステージクリア」と「VS」。

ステージクリアモードでとりあえず6-5と、ボスも倒すまでに至りましたが、相当難しかったです。

ステージクリアモード:6-1からが鬼畜難易度

4面までは連鎖を意識せずとも、そこそこ頑張ればクリアできます。

ところが、5面から雲行きが怪しくなり、何十回もやり直しをしなければいけないレベル。

それを乗り越えると、より難しいステージ6へ!

1日ではクリアできず、2日かけてようやく6-5まで進められました。

6-5は運だけじゃ勝てない!

6-1までには2連鎖を身に着けましたが、その程度の実力ではまともに太刀打ちできません。

ひたすら4コ消し、5コ消しのラインをいかに早く探せるかのみに絞りました。

連鎖はもはや運に頼り、試行回数を重ね続けるばかり。

実力がないならば、回数で勝負というゴリ押しで勝つしかないのです。

そんな調子で6-4までは何とか進められても、6-5は無間地獄と言えるほどの苦行。

運だけではどうしようもない壁が、最後の最後に立ちはだかります。

100回以上はやり直したけれど、結局クリアは出来なかったです。

貴重な時間は湯水のごとくこのゲームに呑まれていくのでした。

やはりちゃんとした実力を身につけなければ、突破は出来ないかもしれません。

ちなみに、6-5をクリアしてもボスが待ち受けているため、鬼のような難易度といえるでしょう。

RTAではVSモードが主流

RTAではステージクリアではなく「VS」が主流のようです。

こちらもストーリー調になっていて、CPUと対戦形式で進んでいきます。

難易度もイージー~ハード、さらに隠し要素でベリーハード(S-HARD)まであるようです。

ベリーハードをノーコンティニューでクリアするとトゥルーエンドが見られるとの事。

RTA走者レベルとまではいかなくても、クリアまでには1カ月以上かかりそうな予感がします。

運ではどうしようもないので、エンドレスモードでひたすら実力を磨くほかないでしょう。

挑戦心を駆り立てますが、開けてはいけない扉が開きそうなので、僕は断念しました。

エンディングはぜひ、キミの目で確かめてくれ!

RTA走者様による神業は圧巻の一言。

現行機が少ないのが残念

パネルでポンは面白いのに、第一線で活躍するぷよぷよやテトリスになれなかったのは残念です。

現在でまともに遊べるのは、Switchオンラインくらいしかないといえるでしょう。

コツや攻略法を調べてみると、結構古めのサイトが出てくるばかり。

ポケモンやヨッシーなどのマイナーチェンジ版はあるものの、続編らしい続編もないのが現状です。

なぜ面白いのにマイナーゲームとなってしまったのでしょうか?

原因は不明ですが、やっぱり少女漫画風な雰囲気が強めだったからかもしれません。

「可愛いから簡単だと思ったのに、難しすぎ!」みたいな感じでしょうかね。

一方で、ゲーマーな男児や青年がプレイするには抵抗があるかもしれません。

妖精さんたちも時代は感じるものの、令和の今なら逆に新しくて良い味だしているとも思うんですけれどね。

非常にもったいない作品と言えます。

GCCXでも有野課長がプレイ

かくいう僕も、このゲームの存在は「ゲームセンターCX」という番組を見て知ったのです。

300回記念生放送でのメインは『ナッツ&ミルク』だったはずなのに、なぜか「パネルでポン」の方が大盛り上がりでした。

有野課長のプレイングというよりも、放送作家の岐部先生の異様なテンションが見所の回でした。

「こそいで!」「安くてもいい!」というの名言が連発。

岐部先生のパネポンへの愛が感じられ、もっと評価されるべきゲームなのだなと感じました。

ちなみにその様子はゲームセンターCX DVD-BOX19に収録されています。

参照⇒https://amzn.to/4hJb7JJ

パネルでポン まとめ

片手間でやろうと思うと、思わぬ難易度に手痛くやられてしまう、そんなゲームだと思います。

しっかりとやろうとするにしても、シリーズの最新作もなく、オンライン対戦も出来ないという環境です。(一応、フレンド限定なら出来ますけど。)

ただ、思い出した時にたまにやるという感じで、楽しく遊べるゲームだと思います。

やり込み要素も豊富なので、下手をすればずっと遊んでいられるほどの中毒性もありますし。

今でも通用する高いゲーム性だとは思うので、何らかの形で新作が登場して欲しいです。

というわけで、今回は以上となります。