シレン5の発売から14年の時を経て、ついにシレン6が発売されることとなりました。
新作発売までの復習として、「シレン5plus」を久しぶりにプレイ。
そして難関ダンジョンと言われている「わくわくパラダイス」の99F攻略ができたので、メモ的な記事を公開しておきます。
わくわくパラダイス 基本的な攻略
ダンジョンの特徴
原始だと30ターンに1体のモンスターが湧く。
わくパラでは10ターンに1体。
つまり、原始の3倍のモンスターを相手にないといけない。
HPを削られやすく、回復が追い付かなければジリ貧に陥りやすい。
特に、広めの部屋で敵に囲まれると、目も当てられない事に。
スーパー状態を維持する事
しかし、敵が大量に湧く事でのメリットもある。
それはスーパー状態になりやすいという事。
スーパー状態時に敵を10体倒す毎に、2回攻撃、会心、倍速、攻撃/防御アップ、成長状態のいずれかが付与するため、非常に強力。
ひとくいデビル系が出ない代わりに、「成長状態」を引いて雑魚モンスターを狩る事で、武器防具の成長を狙っていくスタイルとなる。
そのため、わくパラではスーパー状態を維持して戦う事が基本になる。
それも込みで、なるべく1~2撃で確殺出来る敵を狩り続けると効率がいい。
ただし罠を踏んだり、満腹度が20以下及び10以下になった直後に解除されやすくなるため、食料と相談は必須。
また、HPも30%を下回った状態で動くとほぼ解除されるので注意。
罠対策
罠が異様に多いのも非常に厄介。
何よりもスーパー状態も剝がしてくるため、そのせいでクリアを阻害される。
加えて即死級なのは「睡眠の罠」や「大爆発の罠」。
モンスター付近で踏めば、ゲームオーバー待ったなし。
素振り罠チェックは基本として、部屋には迂闊に踏み込まず、出入り口付近でモンスターをおびき寄せてから狩るなど、罠対策はしておきたい。
ちなみに、激レアアイテム「浮遊の腕輪」が床落ちしているため、ツモればかなり攻略しやすくはなる。
呪い対策も必須
罠の中でも地味に厄介なのが「たたりの罠」。
ノロージョ種も大量湧きするため、1プレイで5,6個は封印されると思った方が良い。
武器防具はもちろん、「保存の壺」や「背中の壺」も余裕で封印される。
しかも「おはらいの巻物」はかなりのレアで、出ないときは出ない。
封印されたら泣く泣く諦めて、新しい壺を待った方が良いかもしれない。
ただし、「おはらいの壺」は出やすいと言えば出やすいので、武器防具は割とリカバリは可能。
呪われた装備品は「装備外しの罠」&「おはらいの壺」で対処できる。
他、「天or地の恵」は出来る限り1つは持っておきたい。
また、「メッキの巻物」はすでに「サビよけ印」があっても呪い解除が出来るため、なにげに優秀。
なので、装備品だけは何としても呪い対策はしておきたい所。
ノロージョ階のためだけに「呪い避けの腕輪」があってもいいかもしれない。
3000Gの腕輪も必須
もちろん、ノロージョのみならず、状態異常をばらまく敵の大量湧きも非常にキツイ。
特に厄介なのが、おばけ大根種、うたたねバク種、ポリゴン種。
これらを対処するためにも、それぞれの腕輪は確保しておきたい。
特に「混乱避け」と「催眠避け」の腕輪が引けないと詰む可能性大。
(おばけ大根種が大量に湧き、46Fから混乱草、75Fから睡眠草を撒いてくる地帯があるため。)
武器防具について
それだけ腕輪が重要になってくるため、武器防具は「共鳴」を狙った方が良い。
例えば、「気配察知」を装備しても「催眠避けの腕輪」がなかったがために、眠りハメという最悪の事態が待っている。
「どうたぬき系」「隕石系」が個人的に信頼できる武器防具だと思う。
ねだやした方が良い敵
また、低確率ながら「白紙の巻物」も床落ちしているため、ねだやしも可能。
個人的にはおばけ大根種が根絶やしの最有力候補。
特に、91~92Fのみだれ大根2は「狂戦士の種」をばらまいてくる。
これは腕輪では防げず、「予防状態」or「身かわしの香」でなければ防げない。
そこまでにアイテムを温存するのは難しい場合もあるため、やはり根絶やすと精神衛生上にも良い。
絶対に飲んではいけない草
絶対に飲んではいけない草にも要注意。
厄介な草は「狂戦士の種」「超不幸の種」「物忘れの草」の3点。
一応、狂戦士は使いどころを間違えなければいいし、超不幸は「保持の腕輪」で防ぐことが出来る。
もしレベル1になったとしても、雑魚敵を狩れればリカバリは可能。
しかし、最も致命的なのが「物忘れ草」。
全てのアイテムを未識別にし、さらに未識別のアイテム名もシャッフルされるという、とんでもないマイナスアイテム。
さらに、物忘れ草すらも「未識別」になるため、絶対に飲んではいけない。
逆に言えば「物忘れ草」さえ識別できれば、残りの草は使いどころ見て飲むことが出来る。
そのため、未識別の草は出来る限り「識別の壺・巻物」を使った方がいい。
早めに「物忘れ草」が識別できれば大きなアドバンテージとなる。
ただし、草どりやカッパに投げつけられた時は、諦めるしかない。
唯一の対策アイテムは激レアの「鑑定士の腕輪」のみ。
ちなみに「忌火起草」はわくパラでは出ないので、そこは安心していい。
筆者調べではあるが、わくパラを80時間以上プレイしても1度も出なかった。
一方、物忘れ草は10個以上出ている。(そのうち、4回以上の飲んだり飲まされて詰んだ。)
クロンの風対策
wikiによると1度目のクロンの風は366ターンと、かなり早め。
(原始では1200ターン)
1フロアで長居も出来ないし、デビルも出ない。
無駄にマップをうろうろすると、あっという間に風が吹く。
対策としては、広めのマップ程、ターン数は意識しておく事。
また、階段付近にバネ罠や、ガラ魔道によるワープ等、遅延行為も意識しておきたい。
床落ちアイテムについて
攻略も厳しいが、床落ちアイテムも強力なのがわくパラの醍醐味。
「浮遊」「鑑定士」「気配察知」「透視」の腕輪も床落ちしていることがある。
これらが引ければ、攻略も一気に近づく。
武器防具では「かまいたち」や「にぎりよけの盾」なども1Fから手に入ることもある。
ただし、金食い虫や昼の盾は、床落ちや店では手に入らないため、後半は逃げゲーとなる。
そのため、いかに序盤から有用な杖(かなしばり、一時しのぎ、身代わり、場所がえ、飛びつきなど)を稼いでいくかが重要になる。
以上がわくパラの基本。
続いては、階層別の攻略。
わくわくパラダイス 階層別攻略
1F~8F 強敵枠は鬼門
わくパラでは、通常枠とは違い、場違いな強さを持つ強敵枠が存在している。
特に序盤は即死・半壊する場合が多く、開幕コロロンor追跡されるのが負け筋。
打開策としては「かなりばり」「一時しのぎ」の杖か、札(鈍足、空振り、ゾワゾワ、混乱など)を引く事。
札は命中率不安ではあるが、当たればコロロンを狩る事も視野に入るため重宝する。
それらの打開アイテムが引けるまで繰り返すのが1つの攻略方法。
多少のリセットが必要なので、作業として割り切るしかない。
さらに運が良ければ、しあわせの杖・札が手に入るので、ギタンマムル狩りも可能になり、それが最も安定する序盤の攻略法となる。
5FまでにはHP60は欲しい
3~5Fではアイアンヘッドが出現。
札があるならばなるべく狩っておき、5FまでにHP60くらいを確保しておきたい。
6Fからはバリズドンが出るため、HP60程度ないと出会い頭でワンパンされるため。
さらに、8Fではフィアーラビ&バリズドン&ゲイズが同時に沸くため、大部屋マップは超危険。
バリズドンをかなしばりしても、ラビのハット引き寄せで解除されるという害悪コンボも。
通路でなら対処できるが、開幕同時部屋にいた場合は、死を覚悟しないといけない。
そして、1~8Fを乗り切り、10Fでマゼルン合成までにたどり着くことがクリアの1つの指標となる。
10~11F 武器印5~6個は入れる
10~11Fはマゼルンゾーン。
床落ちアイテムは有用なものが多く、合成素材もそれなりに手に入る。
期待できる印は以下の通り。
特効系:浮遊、ドレイン、植物、ドラゴン
状態異常:睡眠、かなしばり、混乱、目つぶし
特殊系:3方向、会心の一撃
その他:基本値+〇、サビ避け
盾に入れたい印:炎減少、HP+〇
原始と同様、草は10Fの合成までに取っておく事。
12F~14Fではミドロが大量湧きするため、武器だけでもサビ避けがあると安定する。
また、20Fの大量湧きポリゴンが厄介なので、ドレイン特効を確保出来ると嬉しい。
(もしくは保持の腕輪でカバーか、スーパー状態でゴリ押すか。)
水棲特効は強力だが、かなりの運が必要。
店での買値800ギタンの巻物は「水枯れ」の可能性があるため、マゼルン合成に使いたい。
ただ固定店はなく、店が出る確率も低いので、あまり期待は出来ない。
他、床落ちで「天使の種」もあるため、基本値+8も狙いたい。
盾の印は運。
この時点で「炎減少」が入ったらラッキー。(なければ次のマゼゾーンまでに確保しておきたい。)
他、ついばみ守り、催眠避け、魔法ダメージ、にぎり避け、爆発減少などの印があればあるほど嬉しい。
もちろん、引けない時は引けないので諦めも肝心。
そして10F以降のマゼモン合成は、なんと45F。
10~11Fで合成を済ませたら、その装備で戦い続ける事になる。
よって11Fの時点で武器防具に不安があるなら、再度やり直すことも選択。
また45Fの時点で武器成長はMAXにしておきたいため、敵はなるべく狩り続けることを推奨。
しかし、実際に安定して狩れるのは30F程度。
そして、31Fからは地獄の始まり。
30F以降の危険地帯
うっかりすればどの階でも死亡の危険性はある。
その中でも特に危険な階をピックアップ。
31~33F ドレッドラビゾーン
ラビの攻撃力も高い上、洞窟マムルの攻撃もエグい。
とりあえず洞窟マムルを倒すためだけに、「石」は確保する必要がある。
また盾にもよるが、ラビ&マムルの同時攻撃を喰らえればHPの半分近く持っていかれる。
必要以上のダメージを避けるために、囲まれたらゾワゾワ・混乱・バクスイの巻物、すばやさ草、聖域などなど、惜しみなく使う事。
なければ、お札投げの運ゲーに徹する。(なお投擲の命中率は84%との事)
また、予め「あかりの巻物」で階段を見つけて即降りするのも1つの手。
一応、「動かずの盾」があれば、即死は免れるのでやや安定。
しかし、防御は紙なので、ダメージを喰らったら結局打開アイテムを切る必要がある。
そしてここを乗り越えたら、物荒らしによる壺破壊ゲーの始まりだが、しばらくは致命的ではない…はず。
42~44F ガラ貴族&たまらんガッパゾーン
2番目の地獄。
ガラ貴族が押し寄せ、遠距離からたまらんガッパによる害悪行為のオンパレード。
この時点で、予防の巻物、祝福普通桃が合計3個あることが望ましい。
あればかなり楽になるが、なければ地獄を見る。
というのも、ガラ貴族の能力は、致命傷が多い↓
おにぎり・痛み分け・行動速度1段階ダウン・クォーター(現在HP1/4)・3レベルダウンという厄介なものばかり。
特に「おにぎり化」を喰らった場合はほぼ即死と言ってもいい。
(アイテムも使えないし、階段も降りられなくなるため。)
盾に「魔法ダメージ変換」or「にぎりよけ」があれば、最悪の場合は回避できる。
さらに、たまらんガッパによるアイテム投げも超危険。
最悪「バクスイの札」や「狂戦士の種」等を投げられて詰むことも。
予防が出来なければ、ガラ対策に「山彦香」をたくか、カッパ対策で「身かわし香」をたくかは2択。
とはいえ、香は非常に出にくく、簡単につぶされるため、ここまで持ってこれるかは運。
やはり「予防系」をここまで温存しておくのが最適解な気がする。
予防さえできれば狩場にもできるため、一石二鳥。
(特に、次の階層までに武器防具は最大まで成長させておきたい。)
個人的に、この地帯を越えられるか否かが、1つの区切りとなってくる。
「混乱避けの腕輪」があればの話だが…。
45~46F キツすぎるマゼモンゾーン
難所を越え、ようやく待望のマゼモンゾーン。
…と言いたいところだが、同時に出現する「めまわし大根」が非常に厄介。
当然のように大量湧きするため「混乱避けの腕輪」がないと詰むレベル。
(予防系アイテムを恐らく使い切っているはずなので。)
しかも、マゼモンの攻撃も地味に強く、蓄積するとエグくなる。
悠長に構えず、無駄なく合成を行いたい。
この時点で武器・防具の印は無限になっているはずなので、入れられるものはどんどん入れておきたい。
(一応、次の59F~60Fのマゼゴンゾーンでも可能ではあるが。)
盾の合成としては、「炎減少」は必須級。
また、イッテツ戦車は出ないものの「爆発減少」の印も欲しい。
後々、ゴウジョウ戦車&テリブルラビ階が存在しているため。
さらに「にぎり避け」「催眠無効」もあると嬉しい。
ここで合成を済ませておければ、そこそこ戦えるようになる。
もちろん、シレンにおいて油断=ゲームオーバーなので、より一層の注意が必要。
47F~49F 一撃必殺のラシャーガ
ここに来て強敵枠の格が上がり「ラシャーガ」が出現。
装備を整えて油断していたところに、100を越える一撃必殺の攻撃を仕掛けてくる事も。
まともに相手をするのは危険なので、金縛りや一時しのぎなどを推奨。
一応、ここを越えられればしばらくは安定する…はず?
67F~69F 恐怖のテリブルラビゾーン
67Fからは難関である、説明不要の「テリブルラビ」ゾーンがやってくる。
さらにゴウジョウ戦車&にぎり元締めのコンボが非常に凶悪。
動かずの盾、にぎり避けの印、祝福普通桃、予防の巻物などなど、何らかの対策は必要。
逆に、対策が出来ていればそこまでの恐怖ではなくなる。
以降はレベル4超過モンスターが出現するため、「気配察知」or「透視」がないと非常にキツイ。
(あればクリアは目前…だと思われる。)
75F~76F
ねむり大根地獄。
ただし、ねだやしor催眠避けの腕輪or予防系道具があれば問題なし。
(というか、いずれかを確保しておかないと詰む。)
91F~92F
シレン5の中でもトップクラスの害悪「みだれ大根2」が出現。
しかし、すでにこいつらを根絶やしにしておけば、もうゴールは目前。
根絶やし出来なければ、身かわしか、予防あるのみ。
わくわくパラダイスクリアした感想
というわけで、以上がプレイメモでした。
何とか99Fまで到達です。
下手なプレイのため、攻略には3週間ほど費やしました。
特に、46Fまでを安定して乗り越えられるようになるまでが大変でした。
戦える階層ではスーパー状態を維持しつつ、狩れる敵を狩り、終盤は逃げに徹すれば何とか攻略可能という感じです。
中盤までに印を入れ終える事や、アイテムの温存等が出来れば、終盤がだいぶ楽になるのはどのダンジョンでも攻略のセオリーと言えますね。
ただ、今回の場合は実力よりも、腕輪の引きに助けられたため、クリアできて当たり前という感じですが。
(察知が手に入らないまま進んだこともありましたが、アイテムの消耗が激しく94Fで倒れました。)
それでも、クリアはクリアなので、自分では満足しています。
そして、もうこのゲームを2度とプレイすることはないでしょう。
ちなみに、同じく難関と言われている「あらしの森」は50F、99Fともクリア済みです。
あらしの森は、アイテムほぼ識別済み&稼ぎ可能なので、察知が無くてもそこまで難しくなかったです。
さて、次にプレイするのはもちろんシレン6!
まさか出るとは思っていなかったので、喜びも期待も大きいです。
楽しみに待ちたいと思います。