「残クレアルファード」の歌やコピペなどのミームについてまとめました。
アルファードがネットミームになった背景
「残クレでアルファード買ったDQNパパ」というテンプレ的なキャラ像が、ネットミームとして拡散されたのが始まりです。
- 高級車アルファードをローンで買う
- 無理な支払いなのに「ドヤ顔」で自慢
- 車内はイルミネーション&謎のぬいぐるみ
- パチンコ店に停まってる
- リボ払いと混同しているケースも!?
こうしたあるあるが、SNSで共感を呼び、「残クレアルファード」は一種の風刺ネタになりました。
今では楽曲になりさらにバズっているようです。
元ネタとなったアルファード構文
残クレアルファードの歌詞の元ネタは、恐らく下記の構文です。
龍翔(りゅうしょう)!!聖寿(はると)!!大愛(だいあ)!!流絆愛(るきあ)!!未依奈(みいな)!!すまん遅れて!!父ちゃんが残価設定ローンで買(こ)うた直4のアルファード、オートバックスでダウンサス付けてもろててん!急いで行くで!!丸亀製麺へ!(ニカッ
たった140文字の中で残クレアルファードを見栄で買ったDQNパパをイメージさせる秀逸な文章。
バズったのは2023年の「アルファードが盗難が増えたというニュースで使われたことがきっかけのようです。
残クレアルファードは情弱だったり、貧乏というイメージもあります。
では、そもそも残クレとは何かについても解説していきましょう。
そもそも残クレって何?
「残クレ」正式名称は「残価設定型クレジット」。
簡単に言えば、「3~5年後のアルファードの価値をあらかじめ決めておいて、それを除いた金額だけを分割で払う」というシステムです。
たとえばアルファード(新車)が500万円だったとしましょう。
仮に「3年後には200万円くらいの価値は残ってる」という設定とします。
というわけで、最初の支払い対象は500万円から200万円を引いた”300万円”。
この300万円を分割で払いながら3年間乗れるのです。
これが残クレの仕組みです。
残クレの期間が終わったら?
では、3年後に待っているのは、どんな未来なのか?
以下の3つの選択肢を突きつけられます。
- アルファードを返す(さようなら…涙)
- 残りの200万円を払って自分のものにする(いわゆる“買取”)
- 新しいアルファードに乗り換えて再び残クレの旅へ(無限ループ)
メリット:月々の支払いこんなに安いの?
新車アルファードって高いよね?
でも残クレだと…
「アルファードに乗ってるのに、月の支払いは軽自動車感覚!?」
みたいな錯覚を起こします。
(※実際には保険やオプションで膨らみます)。
デメリット:調子乗ってると詰む
残クレは「最終的に返すか、買い取るか」という選択があるので、
- 子どもがジュースこぼした
- 愛犬がシートをかじった
- 電柱にぶつけた、ガードレールに擦った
みたいなことをしてしまうと、査定がガタ落ちします。
200万の見積もりが150万、100万に下がれば、差額を支払うリスクが増えるというわけです。
令和の名曲と化した残クレアルファード
そんなメリットやデメリットなんかどうでもいい。
重要なのは「買えるか?買えないか?」や!
そんなドライバーの心情を歌った名曲が今や大バズリ。
トヨタしか勝たん。
手取り20万でもイケる!
軽が道を譲った瞬間、ドヤ顔100%見たか!?
まとめ:残クレアルファード
もちろん、その人の選択なので、残クレでアルファードを買うこと自体は悪くはないと思います。
しかし、「無理して見栄を張ってる」とか思われるのも逆に格好悪いような気もしますね。
それに、残クレを勧めてくるのはディーラーにとっては「良いカモ」でしかないので、煽られて買ってしまう事には注意が必要です。