今回は「正直不動産」の17巻を読んだ感想を書きます。
ネタバレ等もありますので、未読の方はご注意を!
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Contents
榎本さんと菅沼の恋の行方は…?
以前、榎本さんと菅沼が付き合うというまさかの展開になりました。(14巻参照)
榎本さんといえば、「へば!」でお馴染みの美人の三友銀行員です。
それ以来、2人の恋愛について音沙汰がなかったものの、ようやく明かされました。
なんと、「とっくにお別れした」との事。
目論みが外れてしまった永瀬が、菅沼の事を「あのデブ」呼ばわりしてたのが笑いました。
成長が目覚ましい十影(トカゲ)くん
やる気がなさそうに見えて、意外としっかりした事を言うトカゲ。
なんだかんだ永瀬ともいいコンビになってきました。
ところが、前の16巻ではトカゲが「仕事を辞める」という意思を示していました。
せっかくここまで永瀬とやってきたのに、このタイミングで!?
しかも、ミネルヴァとの戦いのためにも、1人でも戦力が欲しいときに、それはキツイ…。
と思いきや、「辞めるのをやめる」という事で一安心。
トカゲは自分なりに新しい目標を見つけ、今以上に期待できる存在になりそうです。
上司目線になると、部下の成長って嬉しいものなんでしょうかね。
明かされる永瀬の家族関係
今まで出てこなかった、永瀬の家庭事情も今回で明らかになりました。
なぜ、永瀬は抵抗なく嘘をつけるようになったのか?
その辺りのエピソードが盛り込まれていました。
父親とのわだかまりが原因だったようで、大人になっても引きずっていたとのこと。
しかし、正直者になったいま、永瀬は父親に何を語るのか!?
親が生きている間というのは、非常に限られています。
「もっと感謝を伝えておくべきだった」と後悔するというのは、重みがありますね…。
桐山と永瀬の深まる絆
みんな大好き桐山も登場!
相変わらず多くは語らず、永瀬に対し意味深な忠告をします。
当然、桐山の言う事は、その裏に優しさが隠れているのは察せますね。
今回も永瀬と仲たがいしかけましたが、誤解を解くことに成功。
「この2人なら大丈夫」と、岩沢も嬉しそうです。
ところが、その様子もすべて神木はお見通し!!
いったい何を企んでいるのか、相変わらず不気味な存在です。
もしかしたら神木は、鵤以上の真のラスボスなのかもしれません。
まさかの黒須復活!?
そして、まさかの黒須復活!!
17巻を読んでいて、一番テンションが上がった瞬間でした。
黒須といえば、かつてはフルコミ社員として働き、永瀬の売上を上回るほどの実力の持ち主。
しかし、かつては乱暴な売り方のせいで顧客から恨みを買い、刺されてしまうに至りました。
それからは不動産業をやめ、実家の旅館で働いているはずでした。
もちろん、有能なのは相変わらずで、旅館の売上もアップさせ、永瀬にも大きなアドバイスを送る好漢となりました。
そんな黒須が、まさかこんな形で再登場するとは思いませんでした。
結局、旅館を継ぐのではなく、登坂不動産に生きる道を見出したのです。
しかも、永瀬へのリスペクトも厚く、「正直スタイル」で営業を一から始めるという!
黒須は僕もかなり好きなキャラクターだったので、これは熱い展開です!
ミネルヴァとの戦いを間近に控えた今では、頼もしく、今後の活躍にも期待大です。
ミネルヴァからの新たな刺客
ミネルヴァでは、トカゲに変わって「豹堂」が同じようなポジションにつきました。
けれど、大口をたたく割には、やられまくってばかり。
弱っちい下っ端キャラという感じです。
そんな豹堂が新人・雪野の教育係にあたることに。
その「雪野」がかなりのクセ者という感じです。
先輩にもお客さんにも、普通にため口で、不動産の仕事ができるようには見えません。
しかし、何か裏がありそうな雰囲気を持ち、まだ底知れぬ力を秘めていそうです。
しかも、なんといっても、永瀬と同様に「正直すぎる」営業スタイル!
これを目撃した永瀬も、「俺と同じように祟られているんじゃないか!?」と勘ぐってしまいます。
裏で手をまわしていた豹堂の手口を、あっさりお客さんにバラしたりしていますからね。
敵か味方か、まったく分からないです。
今後も雪野の行動に目が離せません。
というわけで、以上が正直不動産の17巻の感想でした。
正直不動産 17巻 zipやrarはある?
正直不動産についてzipやrarがあるか探している方もいらっしゃるようです。
しかし、それらは違法なので、やめた方が良いと言えるでしょう。
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