ネットミーム「ああ 良き天気 心安らかなり」の元ネタと全文

かねてからネットミーム化していた「ああ 良き天気」の人気が再燃しているようです。

改めて全文と元ネタの解説をしていきたいと思います。

ああ 良き天気心安らかなり 全文

~ああ 良き天気 全文~

ああ 良き天気 心安らかなり

日本の夏 蝉の声 いま静かにして

木の下に宿れるなり 我が心

その宿れるなりと同じき 安き心にある

ああ 良き天気 心安らかなりの元ネタ

「ああ 良き天気 心安らかなり」の詠歌を詠まれたのは、「森友学園」前理事長の籠池泰典氏です。

籠池泰典氏は、2017年に補助金を不正受給した詐欺の疑いで逮捕されました。

当時は森友学園問題、モリカケ問題と呼ばれて連日話題になっていました。

(詳細はwikipediaにて⇒森友学園問題)

その逮捕前に自宅を出る際にカメラの前で口にしたのが「ああ良き天気」から始まる詠歌です。

一体なぜカメラの前で詠歌を詠まれたのかは、全くの謎にして、本人のみぞ知る事なり。

2017年の話とはいえ、未だにネット上に残り続け、今もなお色んな意味で愛される詩となりました。

良き天気 心安らかなり<「お父さんかっこいい!」

詠歌を詠まれた泰典氏は「行ってきます!」と堂々とした態度でした。

それに対し、妻である諄子氏は「お父さんかっこいい!」と褒めたたえています。

この一連のやりとりも含めてミーム化する場合もあります。

その後、2023年に実刑が確定し、泰典氏を懲役5年、諄子氏を懲役2年6月の実刑となっているそうです。

神ともに 再審請求 花笠道中

ちなみに服役が決まった際、籠池泰典氏のもう1つの詠歌が地味に残されています。

それは「神ともに 再審請求 花笠道中」。

こちらの方は、あまりぱっとしなかったので、残念ながらミーム化に失敗されたようです。