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みいちゃんと山田さん 父親やニナはどうなった?登場人物の末路まとめ

みいちゃんと山田さん 2巻

漫画『みいちゃんと山田さん』に登場するキャラクターの特徴やその後の末路、物語での立ち位置をまとめました。

キャラクターごとに「特徴」「その後/末路」「物語での立ち位置」の順で紹介しています。
ネタバレを含む内容ですのでご注意ください。

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みいちゃんと山田さんの2人の結末について

まずは主人公であるみいちゃんと山田さん2人についてです。
実は1話ではすでに結末が明かされていて、その過程が徐々に明らかになるというストーリー展開となってます。

中村 実衣子(みいちゃん)

  • 特徴:宮城県出身、1991年12月21日生まれ。
    新人キャバクラ嬢として歌舞伎町「Ephemere(エフェメール)」に入店。
    小柄で幼く見える容姿。
    中卒で計算や漢字が苦手であり、知的障害の疑いがあるものの、診断はされていない。
    感受性が高いが、自己肯定感が低く、性依存的傾向もあり。
  • その後/末路:2013年3月時点で故人として描かれ、宮城県山中で身元不明遺体として発見。殴打痕、爪を剥がされた跡、覚醒剤所持など過酷な状態。

物語での立ち位置

本作の主人公。
幼い見た目と繊細な性格で周囲から目立つ存在となる一方、家庭環境や知的特性により自己肯定感が低く、トラブルに巻き込まれやすい立場にあります。

彼女がキャバクラに勤務するところから物語が始まり、本人は頑張っているつもりでも、あらゆる人間から搾取されていくのです。

登場から1年後に死亡する事が明かされますが、その犯人や詳細は既刊4巻の時点では不明です。

山田 マミ(山田さん)

  • 特徴:大学3年生の21歳。
    源氏名「マミ」だが、「山田」も偽名。
    将来について考えていなかったが、次第に「漫画家になりたい」という夢を持つ。
    家庭では実母の虐待染みた過干渉を受け、摂食障害の経験がある。
  • その後/末路:みいちゃんの没後、唯一毎年墓参りを続けている描写あり。

物語での立ち位置

もう1人の主人公。
山田さんは物語の狂言回し的存在で、みいちゃんを見守る存在です。

健常者に見えるも、母親の過干渉や摂食障害などで苦しんでるという経験があります。
そのため、辛い境遇にあるみいちゃんと次第に心を通わせるようになり「友達」となっていくのです。

さらに、みいちゃんと同棲を始める事で、母親から逃げようとする場面も。

キャバクラ「Ephemere(エフェメール)」のメンバー

みいちゃんと山田さんと同じキャバクラEphemere(エフェメール)で働くメンバーとその後についてまとめています。
物語はまだ完結してないため、現時点で明かされた情報を元にしています。

桃花(ももか)

  • 特徴:「Ephemere」のリーダー格。
    ちょっとSっ気があるため、みいちゃんを苛める面もある。
  • その後/末路:店内での立ち回りから、今後も上手く世渡りしてくと思われる。

物語での立ち位置

キャバ嬢の先輩としてみいちゃんに対しては優越感や苛立ちを見せる場面もあります。
しかし、だんだん面白さを感じて、イジメながらも可愛がるように。

人一倍世の中の厳しさを理解していて、笑顔の中に強かさ見せながら立ち回っていきます。

ココロ/泉美

  • 特徴:「Ephemere」のキャバクラ嬢。理知的でリアリストな大学3年生。
    みいちゃんに勉強を教えようとするが上手くいかず。
  • その後/末路:夜職を休職して就活に入る描写あり。
    夜職に完全に見切りをつけ、きっぱりと縁を切ろうと考えている。

物語での立ち位置

当初はみいちゃんに対して優しそうに振舞うも、すぐに「損した」と思うほど裏表のある腹黒い一面があります。
誰構わず心の中で他人を評価したり、見下しているのです。
夜職の人間は自分と価値や思考が合わないとばっさり切り捨て、大学を卒業後は完全に足を洗うつもりでいます。

Ephemere(エフェメール)の店長

  • 特徴:Ephemereの雇われ店長、55歳。
    問題のありそうなみいちゃんを採用し、優しく指導。
    面倒見がよく、温厚そうな性格。
    しかし、その裏では風俗店への斡旋などを行っている。
  • その後/末路:物語中での具体的な結末は4巻の時点では不明。
    黒幕のような面が明かされていく。

物語での立ち位置

表向きは面倒見が良く親切に見えます。
みいちゃんにも理解を示し、どんなトラブルを起こしても、やめさせようとしたり、厳しい史跡などはありません。

そのため、比較的善良なキャラクターとして描かれていましたが、徐々に雲行きが怪しくなっていきます。

新名 ニナ

  • 特徴:「Ephemere」の新人キャバクラ嬢。
    ミスや忘れ物が多く、「人間関係リセット症候群」と自嘲するほど社会性に欠ける自認あり。
    思ったことをすぐに口に出して相手を怒らせるなど、コミュニケーションにも難を持つ。
    みいちゃんよりもマシだが、頭脳や能力が平均より劣っている事に苦しみを抱いている。
  • その後/末路:キャバクラを早々に無断退職。本編ではその後不明となる。
    しかし、単行本2巻描き下ろしで「36歳になったニナ」が一般企業で正社員として働く描写あり。
    山田さんから借りたカチューシャを返さずにいる小ネタも。

物語での立ち位置

昼職経験者であり、一見すると、明るく社交的に見えます。
しかし、浅い付き合いや忘れ物などが多く、明確ではないもののADHDの特徴がある事が仄めかされています。
みいちゃんとは違うタイプの生き辛さを持ちますが、再び昼職に復帰出来るという社会への適合を見せました。

みいちゃんの家族(父・母・祖母)

続いては、みいちゃんを形作ってしまった要因でもある、家族たちを見ていきましょう。

みいちゃんの父親

  • 特徴:名前不明。みいちゃんの父であり、実妹と事実婚関係にある。
    漢字が読めず運転免許も持たないなど生活能力が低い。
  • その後/末路:みいちゃんが5歳の時に行方不明となる。
    物語の始まりである2012年時点でも消息不明。

物語での立ち位置

みいちゃんの家庭環境が破綻している事を象徴するキャラクター。
家にもほとんど立ち寄らず、みいちゃんの育児にも関与していません。
物語では登場機会は少ないものの、常に目はうつろであり、暗に知的障害を示す描写も。

その後、強面の男に連れられて北海道へと仕事に向かった描写を最後に、描かれることはありまんでした。

みいちゃんの母親

  • 特徴:名前不明。実兄と事実婚にある。
    文字が読めず漢字に無頓着。
    娘の発達・学習支援を十分に行わない。
  • その後/末路:娘との連絡は途絶し、登場は回想シーンのみ。

物語での立ち位置

教育や生活支援をほとんど行わず、娘の困難や問題に無関心。
みいちゃんに障害がある事を周囲から指摘されても、逆切れして受け入れる気はありません。

そして母親自身にも障害がある事が察せますが、その事にはほとんど触れられる事はありませんでした。

みいちゃんの祖母

  • 特徴:宮城県の実家で暮らしており、幼いみいちゃんを一時的に引き取っていたこともある。
    常識的な判断は出来るものの、「ご近所の目」を気にするあまり、みいちゃんへの適切な支援を拒絶してしまう。
  • その後/末路:みいちゃんの上京後、連絡が途絶える。
    物語後半では登場せず、彼女の死を知ったかどうかは描かれていない。

物語での立ち位置

離婚したことがきっかけで、女手一つ兄妹を育ててききました。
しかし、その結果2人の間に子供が出来てしまった事に絶望します。

その事もあって、周囲からの目を異様に気にするようになり、みいちゃんの障害も受け入れようとしません。
一応、みいちゃんが上京するまでの生活の支援はしていて、住居や金銭も工面してくれます。
しかし、それは親切心ではなく、ただの厄介ばらいでしかなかったのでしょう。

みいちゃんの友達・彼氏・客

現在のみいちゃんを取り巻く友達や彼氏なども重要な存在なので、こちらも押さえておきましょう。

榎本 睦(ムウちゃん)

  • 特徴:みいちゃんの幼馴染であり、保育園時代からの友人。
    言動・姿勢・字の書き方などに「特性」が見える。知的障害の診断あり。
  • その後/末路:窃盗で逮捕後、療育手帳取得、福祉の手に繋がる。
    作業所に通い「もう風俗はしない」と誓っている。地元に帰って母親と暮らしている描写あり。

物語での立ち位置

みいちゃんの幼少期からの友人として登場。
性格や行動に特性があるものの、主だったトラブルは起こさない温厚な性格。
しかし、みいちゃんに影響を受けて、夜の世界に触れてから風俗で働くように。

万引きを繰り返した事により逮捕されますが、社会復帰にみいちゃんと再会。
その際「みいちゃんもなんか障害ありそう 一緒に福祉事務所に行こーよ!」と誘いますが拒絶される事に。
自分の特徴を受け入れないみいちゃんが「陰」とすれば、自らの障害を認めた「陽」の生き方という対比となっています。

マオ

  • 特徴:みいちゃんの彼氏。自称IQ130→IQ180。小太り体型。
    みいちゃんを支配・金銭搾取し、街娼までさせる暴力的な面を持つ。
  • その後/末路:ラオス旅行を約束するが、実は売り飛ばす計画だった。
    みいちゃんが寝坊したことで計画は回避されるが、その後の行方は明示されていない。

物語での立ち位置

マオは典型的なDVを行う彼氏です。
外に出るとオドオドしていますが、身内に対しては激しい感情をぶつけます。
自分では本来暴力的な性格ではないそうですが、みいちゃんを前にするとイライラが治まらないのだとか。

その後、共依存という関係を断つために、旅行と称してみいちゃんをラオスへと売り飛ばそうとします。
しかし、その計画が失敗した代償として、自らが売り飛ばされることに。
反社風のお兄さんから「日本にグッバイって言っといて」と通告されました。

鈴木 茂雄(シゲオ)

  • 特徴:キャバクラでのみいちゃんの客。
    学生時代に非モテボッチだったコンプレックスから、女性を見下す傾向が強い。
    若くて従順そうなみいちゃんにだけには、特別な想いを抱いている。
    今でいう「弱者男性」的な立ち位置。
  • その後/末路:みいちゃんが風俗に移ったことを知って錯乱。自殺未遂騒動を起こす。

物語での立ち位置

シゲオは、みいちゃんの客として危険性と歪んだ愛を持つキャラクター。
自分の思い通りに出来るという理由から、みいちゃんに執着にも似た特別な関心を抱くように。

彼女にしたり結婚相手として考えるも、店をやめて風俗に行ってしまった事を嘆き憤ります。
包丁を持ってエフェメールに向かうも、大きな被害はありませんでした。

ハムスターのハムカツ

  • 特徴:みいちゃんがお客からもらったハムスターの「ハムカツ」。
    山田さんから飼育の心配をされるも、大切に育てられている様子。
    物語には直接関係ないものの、みいちゃんお心の支えとなっていたかもしれない。
  • その後/末路:マオによって殺虫剤をまかれるも無事。
    山田さんとみいちゃんとの記念写真に写っている。

物語での立ち位置

山田さんからは、みいちゃんが命を預かるなんて無理だと思われてしました。
しかし、意外にも世話を欠かされる事なく、大事に育てられています。
マオに襲われた際は、みいちゃんが体を張って守るなど、母性を見出すきっかけにもなりました。

その一方で、みいちゃんはハムカツを置きざりにして旅行に出かけようとする場面もあるため、やはり配慮が足りない面を浮き彫りにさせます。

最後に 登場人物について

『みいちゃんと山田さん』に出てくるキャラクターたちは、それぞれ悩みや事情を抱えながら夜の世界で生きています。

みいちゃんや山田さんの周りで起きる出来事や、キャバクラの仲間、客、家族との関わりを見ていくと、人間関係の複雑さや社会の現実が垣間見れるようです。

この記事で登場人物の特徴やその後、物語での立ち位置をまとめたので、キャラクターの気持ちや背景を想像しながら読むと、物語をもっと楽しめると思います。

もしまだ未読の方は、ぜひ本編を読んでみてください。
きっと心に残る物語になると思います。

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