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映画『コマンドー』は名言しかない!語録の意味と翻訳の違いでわかる吹き替えの偉業!

コマンドーの名言・語録集

映画『コマンドー』は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1985年公開アクション映画です。
ですが、この作品が“伝説”になった理由は、ただの筋肉アクションではありません。
英語原文もインパクトがありながら、さらに日本語吹き替えによって生まれた、数々の名言(語録)こそが、『コマンドー』の最大の魅力。

「お前は最後に殺すと約束したな……あれは嘘だ」
「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」
「来いよベネット! 銃なんか捨ててかかって来い!」

どれも一度は目や耳にしたことがある名セリフですよね。
今回はそんな『コマンドー』の名言を名場面ごとに紹介しながら、英語原文との比較をまとめました。

『コマンドー』名言集ランキング【名場面解説付き】

簡単なあらすじとしては、特殊部隊・コマンドーを引退したジョン・メイトリックス(シュワルツェネッガー)が、誘拐された娘を救うために単身で敵組織に立ち向かう物語。

また、ラスボスの「ベネット(ヴァーノン・ジョージ・ウェルズ)」も魅力のある人物。

彼も元コマンドー部隊ですが、残忍な性格だったことから、後に除隊されたり国外追放された事で、「メイトリックスへの復讐」もテーマになっているのです。

シンプルなストーリーながら、圧倒的なアクションと、シュワちゃんの“破壊的カリスマ”が炸裂しています。

以下、作中で使われた名言集です!

面白いヤツだ。気に入った。殺すのは最後にしてやる byメイトリックス

英語原文:“You’re a funny guy, Sully. I like you. That’s why I’m going to kill you last.”
場面:ベネットの部下・サリーとの初対面。挑発的な会話の中で放つ一言。
感想:サリーが何も返せず無言なのも含めてギャグ。
さらに「約束」が後の「嘘だ」につながるのが最高の伏線。

お前は最後に殺すと約束したな……あれは嘘だ byメイトリックス

英語原文:Remember, Sully, when I promised to kill you last? I lied.
場面:吊り下げられたサリーを放す直前。
感想:この場面、あまりに有名ですが、何度観ても“言葉のキレ”が最高。
冷静で残酷なのに、どこかユーモラスです。

「俺達に協力しろ OK?」 「OK!(ズドン!)」 byディアズ&メイトリックス

英語原文:“My people got some business with you.If you want your kid back, then you gotta cooperate. Right?!” “Wrong!!“
場面:娘の誘拐犯・ディアズとの交渉の際のやり取り。
感想:OKと言いながらも、やっている事が真逆かつ大胆。
原文では「OK」ではなく「間違っている!」と拒否してます。

「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」 by警備員

英語原文:He’s one gigantic motherfucker
場面:ショッピングモールでメイトリックスを追う警備員の無線でのやり取り。
感想:巨大=筋肉もりもりマッチョ、 motherfucker=変態、と訳すのは天才。

来いよベネット! 銃なんか捨ててかかって来い! byメイトリックス

英語原文:Come on Bennett, Throw away that chickenshit gun.
場面:悪役ベネットとメイトリックスによる最後の一騎打ちにて。
銃も人質も手にして優位だったベネット。しかし、メイトリックスは自分への憎しみや恐怖を利用し「接近戦」に持ち込むシーン。
感想:普通に戦えばベネットは勝ったはずですが、巧みな心理戦に持ち込むという頭のキレを見せます。

「何が始まるんです?」「第三次大戦だ」 byカービー将軍&部下

英語原文:“What are you expecting?”“ World War Ⅲ”
場面:メイトリックスの元上官・カービー将軍と部下とのやり取り。
感想:主人公の底知れぬ強さを短い文の中で秀逸に表現しています。
(「一体何が~」文頭に付けられるのは表記ゆれの一種。)

ただのカカシですな byベネット

英語原文:“my soldiers are patriots”
場面:ベネットの依頼主であるアリアスの集めた兵士を品評する際に。
感想:愛国心にあふれた強者揃いでも、メイトリックスの方が遥に格上である事を表現しています。

「まだ誰か残っているか?」「死体だけです」byカービー&メイトリックス

英語原文:“Leave anything for us?”“Just bodies.”
場面:カービ―から敵部隊のせん滅を確認され、メイトリックスが返答した際のやり取り。
感想:少ない会話で完璧に情報伝達が出来るのも、エリート戦士ならでは。

今日は休め! byメイトリックス

英語原文:You’re not gonna make it.
場面:7時半にカラテの稽古があるというシンディに放った一言。
感想:無関係な彼女をいきなり事件に巻き込んだ挙句、自分を都合を押し付けるのがある意味カッコイイ。
字面だけ見ると「労り」の意味が込められていそうですが、そんな事は全くありませんでした。

残念だったなぁ、トリックだよ byベネット

英語原文:Too bad… it was a trick.
場面:ベネットが自ら死の偽装を行った事をバラす際に。
感想:明らかに爆発に巻き込まれているように見えますが、一体どんなトリックを使ったのかは謎。

「元グリーンベレーの俺に勝てるもんか」「試してみるか?俺だって元コマンドーだ。」 byクック&メイトリックス

英語原文:“This Green Beret’s gonna kick your big ass”“I eat green berets for breakfast, and right now I’m VERY HUNGRY!”
場面:敵・クックと対峙した時のやり取り。
感想:元エリート同士の熱い戦い。原文をそのまま訳すと「グリーベレーなんて朝飯前だ。俺は腹が減っているぜ!」となります。

車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし後れを取りましたが、今や巻き返しの時です!

英語原文:that is american workmanship. you think the japanese invented that? bullshit. we did. oh, for a while there we lost it, but we got it back.
場面:車のディーラーとなった元コマンドー・フォレスターが、セールストークを行う時に。
感想:その返しとして「一番気に入ってるのは……値段だ!」もセットで。

『コマンドー』の名言が人気な理由

  • 吹き替え声優・玄田哲章さんの演技力
    アーノルド・シュワルツェネッガーと完全に一体化した声。
    セリフ一つで緊迫感も笑いも表現してしまう圧倒的力量です。
  • 翻訳の自由度の高さ
    当時の日本語吹き替えは、今よりも“遊び”が許されていた時代。
    そのおかげで「筋肉モリモリマッチョマン」など、現代ではあり得ない名訳が生まれました。
  • ネット文化との親和性
    ニコニコ動画やSNSで「コマンドーMAD」「語録再現動画」が増え、再評価が加速。
    “古い映画なのに今でもバズる”という稀有な存在になりました。

まとめ:『コマンドー』は“名言しかない映画”だった

『コマンドー』は、筋肉、爆破、銃撃戦のアクションだけでなく、言葉のセンスでも心をつかむ映画です。

ウィットにとんだ表現と主に、日本語翻訳の自由度と完成度の高さが相まって、今でも話題になる「伝説」となりました。

今見ると映像やストーリーとしての古さは感じるものの、現代でも通用する面白さと表現力である事には変わりません。

いつまでも色あせないからこその「名作」であるため、僭越ながらご紹介させていただきました。

というわけで今回は以上です。

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