チャージマン研の全話を忘備録として、各話ストーリーの記載とレビューをしたいと思います。
とりあえず1~5話までです。

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Contents
第1話「危機!! 子供宇宙ステーション」
「諸君、今から命令をすりゅ」
記念すべき第一声は、ジュラルの魔王様のセリフでした。
その内容とは、地球の子供を片っ端から捉え人質にする事。
ただし、何のための人質なのか目的は不明。
一方、研・キャロン・バリカンは遊園地(子供宇宙ステーション)にて、小型飛行機に乗って楽しそうに遊んでいます。
※キャロンは研の妹で、バリカンはペットロボットですが、作中では一切説明なし。
悪戯で急ブレーキをした研に対し、キャロンは無表情で怒りを露わにします。
「いぢわるいぢわる、おにいちゃんのいぢわる、ひどいことする」
平和なシーンの中、突如として現れたジュラルによって、遊園地で遊んでいた子供たちが襲われることに。
子供たちを助けるべく研は「チャージングGO!」と叫び、チャージマン研に変身。
アルファガンと呼ばれる光線銃で、複数のジュラル星人をあっさりと撃退。
さらにスカイロッドと呼ばれる戦闘機に乗り込み、敵の乗り込む円盤も撃墜。
派手な爆発もあったが、子供たちはキャロンのセリフによって無事であることが判明して、物語は終わる。
1話の所感・解説
第1話から作中に出てくる事柄への説明は一切ありません。
敵対する異星人(ジュラル)を始めとしたキャラクターの名前や、そもそもなぜ研が変身できるのか諸々の紹介がないのです。
そのため第1話とは思えない内容であり、これが第3話とか第42話と言われても違和感のない仕上がりとなっています。
第2話「危機一髪!!」
「発射ァァァァァ!!!!!」という声と共に、ジュラルによって打ち出されるミサイル。
その威力は魔王様も「すぅんごぉい・・・・・・」とご満悦。
しかし、これはあくまで実験であり、地上の光を奪うための前段階です。
チャージマン研もしっかりと敵認定され、ミサイルのターゲットとなる事に。
一方、研の家ではキャロンの誕生日パーティの準備が行われていました。
そこへ高笑いと共にあられたジュラル星人。
「お前に用がある」と言い、すぐに富士山頂まで来くるようにと命令されます。
この時初めて研の口から「畜生!ジュラル星人め!いよいよ僕を狙ってきたな?」というセリフが出てきます。
敵の罠かと心配するキャロンですが、研は「今日こそあいつらをやっつけるチャンスだ」と戦闘態勢に。
そして、待ち構えていた魔王様直々に、ミサイルを何発も発射。
ところが、ミサイルは研に直撃させるのではなく、爆風によって闇を作る事が目的だったのです。
(チャージマンに変身するには光が必要であるため。)
煙によって研は変身する事ができなくなりましたが、キャロンが持っていたマッチに火をつけることで、光を手に入れます。
その後、チャージマン研に変身してジュラルを成敗。
魔王様は捨て台詞を吐いて去っていき、物語は終わるのでした。
2話の所感・解説
てっきりミサイルを直撃させるのか思いきや、ただの「周囲を暗くするための兵器」でしかありませんでした。
魔王様の「地上の光を奪う」という発言は、人類を亡ぼすという意味ではなく、そのまんまの意味だったようです。
チャージマン研は光がないと変身できないという設定らしいのですが、作中では一切説明はありません。
初見や知識のない状態では、訳の分からないストーリーとなるでしょう。
ちなみに、研はジュラル星人を認知している事が分かり、1話以前から因縁がある設定のようです。
第3話「蝶の大群が舞う」
50年前に絶滅したと言われる「サンダナパレス・アグリアス」という蝶。
人を惑わす美しさと、蝶の中で最も早く飛ぶことが出来るという特徴を持っています。
一方、似た蝶として、鋭い口を持つ「人食い蝶」がいると言います。
泉パパはその蝶に襲われたエピソードを、たっぷりの間を使って話し始めるのです。
ある時泉一家が郊外へピクニックに出かけた際、バリカンがケガを負った人を拾ってきます。
「どこで拾ってきたんだ?」とパパに聞かれて、案内された先には、人食い蝶によって襲われた人々が倒れていました。
目撃した泉一家は恐怖で立ちすくんでしまい、その場で様子をうかがうだけで精一杯だったとの事。
昆虫博士によれば、その人食い蝶は日本のどこかにはいるでしょうと前置きしながらも、「だがその他一切のことはわかりません!」と断言。
人々が不安になる中、ほくそ笑むのはジュラル星人。
なんと人食い蝶の正体は、ジュラル星人が50年前に救い出し、改造された「サンダナパレス・アグリアス」だったのです!
そして、ジュラル星人たちは街中へと魔改造した蝶を放って人々を襲わせます。
危機に気づいた研は蝶を始末するために、変身して戦います。
ビジュームベルトからビームを発射たり、アルファガン連射で丁寧に蝶を処理。
一匹残らず駆逐した研に対し、魔王様は「この仕返しは必ずすりゅ!」と言い残して去っていきます。
「可哀そうな蝶さんね」というキャロンに、研は「うん?」と返すしかありませんでした…。
3話の所感・解説
蝶によって襲われた民間人がどうなったかは謎。
1話ではちゃっかり人助けしていましたが、ちゃんとした被害に遭う事があるという厳しいめの設定のようです。
また、なぜ蝶が絶滅したのかは謎であり、ジュラルはどうやって助けたのでしょうか?
むしろ、ジュラルが絶滅に見せかけて改造しまくっていたと考えた方がいい気も。
ただ「救った」という表現がある事から、ジュラルにも意外と心があるような描写が垣間見れます。
もっとも、研は小学生にして葛藤もなく、銃を連発して駆逐するのため容赦ありません。
ちなみに、ビジュームベルトの初出ですが、当然のように作中では名前や説明はないです。
第4話「謎の美少年」
校内対抗アメリカンフットボール大会に参加した研。
注目を浴びるのは「星くん」と呼ばれる相手チームのエース選手。
彼は「エ゛エーイ!」という掛け声ですげぇジャンプ力を見せつけ、「ウ゛ェイ」と発し片手だけで選手を弾き飛ばすほどの怪力を見せつけます。
観戦しているキャロンは終始兄は眼中になく、「ステキダワー」と星くんに歓声を送るほど。
試合結果としては星くん一人で18点、研チームは0点という大敗を喫するのでした。
試合後の教室で「ちぇっ、くそぉ~」と舌打ちしながら悔しがる研の元に近寄ってくる星くん。
「たなびたいことがあるんだ(頼みたい事があるんだ)」と誘い、研がチャージマンに変装するところを見たいと言います。
「憧れているんだ チャージマン研に」
ひと気のない工事現場までバイクを走らせ、「さあ、早くチャージング棒(GO)を見せてくれ」と詰め寄るのです。
研は「みんなが真似すると困るから」と渋りますが、なおも星くんは「絶対しゃ○らないよ」と食い下がります。
仕方なく研はわざとらしく変身するフリをしますが、「もっと格が良いやつ」でないと星くんは満足できません。
「星くん チャージング棒は見世物でもないし、そんなむやみに使うことは許されないんDA!」
研はお説教してその場を去ろうとしたところ、星くんはその正体を現します。
なんと星くんの真の姿はジュラル星人であり、研への宣戦布告を開始。
相手がジュラルであれば、研は躊躇いなく変身を始め、星くんだったジュラルを始末。
討伐後、悲しみに暮れるキャロンに対し、研とバリカンが慰め、笑い&尺稼ぎによって物語は終わります。
4話の所感・解説
名言・語録のオンパレードの神回。
星くんという名キャラクターも誕生しました。
学校でも人気があるにもかかわらず、紳士的な態度や、研に対して下手に出る事もあって、非常に格の良い好青年。
そこから発せられる少々気の抜けたセリフや掛け声が最高です。
正体はジュラルであるため倒されましたが、それまでは学校生活にも溶け込んでいて、そのまま星くんとして生き続けて欲しかったです。
(例えば体を乗っ取られていただけで、本人は無事だったとか。)
第5話 恐怖!ミイラが馬車でやってくる
学校の遠足で飛行機に乗り、北海道へ向かう研たち。
急な台風が発生するも、機長は構わず突入します。
北海道に到着しても暴風雨によって屋内で過ごす羽目になってしまいました。
やがて大地に雪が降り積もると、「ウヒヒヒヒ」という笑い声を発しながら馬車に乗ったミイラが登場。
気づいた警官は立ち向かおうとするも、銃を無効化されたうえ、ビームで反撃されて殉職。
ミイラの目的は町の人間を皆殺しにするというもの。
研はジュラル星人だと断定し、担任の渚先生に助けを求められて応戦する事に。
スカイロッドで馬車を破壊し、逃げるミイラをアルファガンで消滅させることに成功した研。
その後、複数のミイラ男が現れて多少苦戦しますが、研はアルファガンで足元の氷海に亀裂を作ります。
ミイラたちはまとめて海の底へと沈み、研は一人残らず片づけるのでした。
遠足の帰り、生徒の1人が「秋の遠足は南の島にして欲しい」と提案。
渚先生も同調すると、研は「しめた!渚先生の水着姿、見れるぞ!」とムッツリ発言をするのでした。
5話の所感・解説
ジュラル星人にも色んなタイプがいることが分かる回です。
しかし、なぜミイラの姿なのかは謎ですし、なぜ研が妙にジュラルに詳しいのかも不明。
また、ミイラに対して警官の発砲した銃撃が効かなかった事から、いかに研の武器の殺傷能力が高いかが察せられます。
というか、アルファガンのような武器を作る技術があるなら、別に研だけに持たせなくても良いのでは?
そもそも「チャージマン」とは何なのか、そろそろ説明回が欲しい所です。
チャージマン研 5話まで見た感想
全話レビューするつもりですが、とりあえず5話で力尽きました。
5話まででもかなりシンドイんですけど、あと60話も残っていると絶望しかありません。
我ながらよくもこんなキ○○イ企画を始めてしまったものです。
まぁ反響がなければ途中でやめるかもしれませんので、お許しください!
というわけで、続きます。

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