遊戯王において欠かせない存在である親友「城之内君」。
今回は彼の魅力を語っていきたいと思います。
城之内君は死んでいません
アニメ遊戯王(DM)128話のタイトル「城之内 死す」は、今なお語り継がれる有名なネタです。
しかし、城之内君は本当に死んでしまったのでしょうか。
その答えの前に、例の次回予告の全文を掲載しましょう。
やめて!ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないで城之内!あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!
次回、「城之内死す」。デュエルスタンバイ!
杏子の言う通り、城之内くんはマリクの攻撃に耐えきれずに燃え尽きてしまいます。
心臓の鼓動も止まり心電図もまったく反応はなく、医者からも「すでに手遅れなんだ」と通告されるのです。
しかし、その後の遊戯と海馬との白熱するデュエルの中で、城之内君の魂は次第に共鳴していきます。
そして遊戯との「誓い」によって、城之内君の魂は呼び起こされ、奇跡の復活を果たすのです。
つまり、無事に生き返る事が出来たのでめでたしめでたし。
カードゲームで死にたくないからな。
マリク戦では城之内が勝っていた?
バトルシティ編において城之内君は、マリクをあと一歩のところまで追いつめていました。
そして「攻撃宣言」をすることで勝利出来ていたのです。
しかし、これまでのダメージの蓄積によって体がもたずに敗北してしまいます。
実質的には勝っていましたが、ルール上では残念ながら負けてしまったという結末となっています。
あの海馬も認めた実力!
城之内君の活躍は、あの海馬も認めるほどとなりました。
当初は「負け犬」と呼ばれていましたが、決闘者王国において「馬の骨」へと昇格。
「凡骨」や「雑魚」などと呼ばれながらも、マリク戦後に「デュエリスト」として認められるようになるのです。
この作品は遊戯だけでなく、親友ポジである城之内君が成長していくシーンも見どころなのです。
また、DMでは海馬VS城之内君のバトルが繰り広げられています。
原作にはない展開が見れるのもアニメならではです。
アゴについて
さて、城之内君といえばアゴを強調した顔芸も有名です。
しかしアゴネタはアニメ版オリジナルであり、原作にはありません。
なんでも、作画監督であった加賀美高浩氏によるアイディアだったそうです。
ただ、好き勝手にやってたのではなく、高橋先生の原作を読んで、そこから”このキャラはこんな性格っぽいからこういう事するかも”て、考えて、例えば城之内は熱血アニキキャラ→格闘技好きかも→プロレス好きかな→猪木好きだろ→アゴ!とかやってました(@∀@:)
— 加々美高浩 手のLINEスタンプも発売中❗️✋ (@jetikariya50) September 1, 2012
DMのアゴネタの初出は7話「海神(かいじん)リバイアサン」にて。
梶木漁太とのデュエルに勝利した遊戯に「おっしゃー!」というポーズと共にアゴ芸を披露。
(本田君も一緒に並んでいます。)
割と初期段階から加々美氏が作画監督をされているため、歴史を感じますね。
城之内君について 終わりに
当初は初心者デュエリストだった城之内くん。
敵キャラはおろか、杏子や本田くんからも軽く見られがちであり、扱いもひどかったりします。
しかし、熱血漢であり実力もどんどん伸びていき、ギャンブルデッキにより強敵を撃破するなどの活躍も見せてくれました。
才能や特別な環境になくても、背負うものの強さで上り詰めていくのです。
見せ場やネタも数多くある城之内君の存在は、遊戯王を語る上でなくてはならないでしょう。
というわけで今回は以上です。