僕はブログをいくつか運営していますが、モノによっては「全然検索されない記事」も存在します。
単純に人気がないからかもしれませんが、それ以前の問題だったりします。
そもそも「インデックスされていない」記事もあるのです。
記事によっては、1日足らずでインデックスされるものもありますが、3カ月以上たってもインデックスされない記事も存在しています。
そこで今回は、そんな「インデックスにかかる時間差が生じる原因」について、考察していきたいと思います。
Contents
インデックスとは何か?
まずは、そもそも「インデックスって何?」という所からお話していきたいと思います。
僕たちが普段使う「Google」や「Yahoo!」といったWebサイトは、「検索エンジン」と呼ばれています。
検索エンジンには、「どのサイトを優先的に表示させるか」という順番を決める機能があります。
例えば、1ページ目の1番目とか、2ページ目の3番とか、検索結果によって記事の順位は変わったりします。
それは人間が決めるのではなく、「ロボット」が決めることが主流になっているのです。
そのロボットは「クローラー」と呼ばれています。
クローラーの役割は、主にあらゆるサイトを巡回して、「情報収集をする」ことが目的です。
その集めた情報をもとに、サイトの評価がなされ、検索結果の際の順位が決められるという仕組みになっているそうです。
その時、クローラーによって、自分のサイトが巡回される事を、「クロールされる」と言います。
そして、自分の記事がクロールされることにより、検索結果に出てくることを「インデックスされる」と表現するのです。
つまり、自分の作った記事に、「クローラー」が回ってくることによって、初めて「自分のブログ記事」が検索結果に表示されることになるのです。
クロールされないとどうなる?
逆に言えば、クロールされなかった場合、記事は全く表示されない事となります。
そうなると、インデックスされる事もないので、書いていないのと同じになってしまうのです。
そして、実際そういうことはあり得ます。
僕の場合、数カ月たっても「クロールされない記事」があり、いまだに検索結果に表示されないのです。
また、「いつになったらクロール及びインデックスされるのか?」という、具体的な時間については、Googleもまったく明言されていないのです。
短くできるコツというのもいくつか存在しているらしいですが、出回っている情報をもとに、思いつく限りのことを実践したけれど、このブログに限ってはあまり上手くいっていないのです。
ちなみに、自分の記事がクロールされているかどうかは、誰でも確認することが出来ます。
知っている方も大勢いるかもしれませんが、サーチコンソールを使うという方法がメジャーとなっています。
サーチコンソールをまだ使っていないブロガーの方は、ぜひとも登録しておくと便利です。(無料で使えます。)
以下はご参考までに。
①サーチコンソールの登録方法(外部リンク)
②サーチコンソールの検索窓に「自分のブログ記事のURL」を入れて検索すると、「クロールや、インデックスされているかどうか」が分かるようになります。
↓の赤枠内に、URLを入れましょう。

インデックス登録を促す方法
基本的にクロールされるかどうかは、検索エンジン次第になっています。
しかし、ただ黙って見ているだけではなく、こちらから働きかける方法もあります。
その方法にも一応、簡単に触れておきます。
それは主に2つあり、「インデックス登録をリクエスト」する事と「サイトマップを送る」という方法です。
具体的には、先ほどのサーチコンソールでインデックス出来ているかを調べた場合、こんな画面が出ることがあります。

これは、インデックスがされていない場合に出る画面です。
しかし、ここには「インデックス登録をリクエスト」というボタンがあります。
それを押すことによって、インデックスを「リクエスト」すること自体は可能なのです。
また、もう1つの方法、「サイトマップ」は、例えばワードプレスのプラグイン「All in one Seo」を使う事で可能になります。
そのプラグインを使う事で「http://ブログ名/sitemap.xml」というURlが生成されるので、それをサーチコンソールで送信すればOKとなります。
以上、この2点が、主にインデックスを促す方法となっています。
数カ月待ってもインデックスされない原因
とはいえです。
インデックスをリクエストしたり、サイトマップを送っただけでは、すぐに効果が出るとは限らないのです。
僕の場合は、記事やブログによって全く異なるという現状があります。
ここでようやく本題の「インデックスされない理由」について、考えていきたいと思います。
僕は、このブログも含めて、主に4つのブログを運営しています。
記事の品質的には、当ブログに最も力を入れています。
ちなみに、当ブログでは1記事当たりの文字数は、だいたい5000文字で、多いときは1万文字くらいとなっています。
一方、やや質の劣る別のブログもあり、そちらは1記事あたり1000~2000文字程度となっています。
では、どちらの方がインデックスされているのでしょうか?
実は、質の低い方がインデックスされまくっていて、最近だと1日5000pv以上になっています。
一方、このブログの方がインデックスに時間がかかっていて、アクセス数も非常に少ないものとなっているのです。
もちろん、まったくインデックスされていないわけではありませんが、されたとしても数カ月以上かかるのです。
その違いを僕は考えてみたところ、1つ思い当たるものがありました。
それは、「更新頻度の高さ」です。
質が低い方は、簡単な文章でまとめている代わりに、毎日3記事以上の更新が出来ています。
一方、当ブログにおいては、ほぼ趣味の範疇となっているため、更新頻度は月に1~3回程度となっているのです。
そのせいで、インデックスに時間差があるのではないか、と考えているのです。
ちなみに、低品質ブログの方は、早ければ1日足らずでインデックスされるようになっています。
もちろん、ブログにおけるジャンルや、検索ワードや、ターゲットの違いなどにも原因があるかもしれません。
しかし、僕はなんといっても「更新頻度」が高ければ高い方が、Googleに評価されやすいのではないかと思っています。(個人の見解です。)
質を選ぶか量を選ぶか?
一方、「SEO」とかで検索すると、なんだかんだ「質が大事!!」という結論に行きがちです。
その例としてよく挙がるのが「Google が掲げる10の事実」です。
それを基に、「Googleの理念に則った記事を書きましょう」などと言われたりします。
簡単に言えば「ユーザーを満足させること」=「高品質」みたいなことです。
とはいえ、何をもって「ユーザーが満足するのか」は、正直僕は考えても分かりません。
いくら自分が一生懸命書いたところで、インデックスされなければその土俵にすら立てないからです。
であれば、多少の質は犠牲にしてでも、とにかく「書けることを書く!」という姿勢が大切となるのではないでしょうか。
本来、このブログも「学校では教えてくれない大切なこと」みたいなテーマで始めたつもりでした。
しかし、全然インデックスもされないため、気づけばゲームの記事まで紹介するような雑記ブログとなってしまいました。
皮肉にも、そんなゲーム記事がもっともアクセスされるようになったわけで、「なんでもやってみないとダメなんだ」と思うばかりです。
ですので、質を意識することも大事ですが、質を多少落としてでも「そもそも更新しなければ意味がない」というのが今回の結論なのです。
あるいは文字数が多い=高品質という僕の認識が間違っていたのかもしれません。
とどのつまり、ユーザーが知りたい「検索ワード」に対し、答えとなる情報を端的に表すことが、ブログの存在意義なのかもしれないのですから。
また、上位表示を狙うならば、それに加えて「痒い所に手が届く」くらいの+αの記事が出来れば理想ではないかと、今はそう考えています。
ですので、今後どうなるかはわかりませんが、当ブログもなるべく更新頻度が上がるようにしていければいいかな、とは考えています。
そして、その結果は追々記事にいたします。
雑記ブログか特化ブログか?
では、最後にブログの方向性についてお話をさせていただきます。
よくブログを始める上で悩むのが、雑記ブログの方がいいのか、特化ブログにした方がいいのかとか、という事です。
ちなみに、僕の場合アクセス数の多いのは「特化ブログ」ではありますが、記事も限定されたり、飽きが来るのがデメリットです。
一方、当ブログはほぼ利益なしの雑記ではありますが、好きなことを発信して見てもらえるという喜びは、何にも代えがたいものがあります。
稼ぎ頭である特化ブログばかりに更新が追われますが、基本的にブロガーは孤独な作業も多いため、お金以外の欲求も芽生えたりするのです。
ですので、お金なら特化ブログ、それ以外の目的なら雑記ブログ、という住み分けも大事なのかな、などと思ったりします。
大切なのは「自分にとって更新しやすいブログテーマ」だというのが、今回の件で僕が痛感したところです。
それに、そもそも「雑記ブログ」は、「SEOに弱い」とか「収益性が低い」というのは割と有名な話でもあります。
ですので、当ブログもそれなりに頑張りましたが、低収益は仕方ないとは思います。
とはいえ、「インデックスされない」という点については、予想外だったため、非常に悔しい思いをしているという所です。
ただ、それに関しては、「更新頻度が少ない」という点が、ダメだったのではないかと感じています。
ですので、「インデックスされない!」と嘆くよりも、どうにかして認知されるように、今後も邁進していきたいと思っております。
具体的には、文字数が少なくても、数うちゃ当たる的な記事を練っていきたいと思う次第です。
というわけで、今回のお話は以上になります。
何かしらのご参考になると幸いです。