恋活体験記パート2です。
さて、僕は26歳の時に「恋活ブログ」を作ろうと思い立ちました。
自分で実際にマッチングアプリを利用し、体験談として書くことが目的でした。
あわよくば「本当に彼女が出来たら最高だよな…」と妄想は尽きません。
そして、いざマッチングアプリに登録!!
果たしてその結果は…!?
Contents
結論「結婚できました。」
結論から言いましょう。
僕はマッチングアプリで出会った女性と結婚できました。
「いやいや、いくら卑屈な陰キャだからって、なにも嘘までつかなくても…」
と、心配されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当なのです。
それは、マッチングアプリを始めて2週間の時の事です。
まさかの展開が起こり、なんと2人の女性とデートすることに成功しました。
そして、2人目の女性が今の妻となったのです。
次は、その経緯について書いていきたいと思います。
陰キャでもいいじゃあないか
以前までの僕は、何となく「漠然とした良い出会い」というのを期待し、思い描いていました。
理想の人っていうのは、ある日突然、現れるものなのだと思っていたのです。
しかし、僕は1年かけて街コンに行った結果、その考えを改めました。
そんな風に漠然とした「いい出会い」なんてあるわけがないと、僕は痛いほど思い知ったからです。
そこで思ったのが、恋活で重要になるのは「自分がどんな人と出会いたいか」という目的意識でした。
そういう目的がないと、本当にただ「出会いの場に行くだけ」で終わってしまうのです。
もちろん「ただの理想の相手を想い描けばいい」というのも、大きな間違いである事も気づきました。
本当の理想とは、「自分の身の丈に合った相手」の事なのです。
そして、自分の身の丈を知るという事は、自分自身がどんな人間であるかを認めなければいけないという事に繋がるのです。
けれど、僕は今まで「陰キャだから彼女が出来ないんだ」と思って、自分を認めるどころか否定してきました。
しかし、1年街コンに通い続けて得た答えは「もう陰キャでもいいじゃないか」という事でした。
陰キャはどうあがいても陰キャなのです。
いや、陰キャなんて呼び名はこの際どうでもいいです。
「内向的」とか「大人しい」とか「控えめ」とか、何でもいいです。
僕自身がそういうタイプだという事を認めると、おのずと「自分の本当のタイプの女性」というのも分かってくるようになりました。
僕の本当の理想の相手とは、すなわち僕と同じように「内向的」な傾向にある女性なのです。
結局のところ僕は「自分と同じような人間」としか親しくはなれない事に気づいたのです。
自分に似ているというのは、「価値観や性格」を少なからず理解しようと出来ることです。
もし価値観や性格が全く異なると、いざ付き合っても、別れる原因になりそうですからね。
特に「嫌いなモノが同じ」という価値観が一致している方が、相性がいいようです。
ソースはプレジデントオンラインから↓
「好きなもの」より「苦手なもの」が一致する人を選ぶほうがいい…最新研究でわかった”相性の良さ”の秘密
そして、この考え方が、マッチングアプリに好影響をもたらしました。
マッチングアプリの魅力
もちろん、「自分と同じようなタイプの人と出会いたい」と思っても、日常の中ではそう簡単には出会えませんよね。
しかし、「マッチングアプリ」はその可能性を大きく広げることになります。
だって、その規模は全国ですよ…!?
さらに、僕の場合は台湾の女性からも「いいね」をされたので、外国の方とも出会える可能性もありました。
合コンとか、街コンとか、友人のツテとか…。
そういった従来の出会いの方法が、コスパも効率も悪く思える程です。
もちろん、この僕にもそういう出会いがあれば良かったのでしょう。
しかし、マッチングアプリならば、合コンをする友達がいなくても可能!!
陰キャやボッチにも非常に優しいのです。
自分を盛る必要はない
さて、マッチングアプリを始めるにあたり、僕は1つの事に注力しました。
それは「プロフィール作り」です。
会社の面接でもよくある「自己紹介」的なやつですね。
このプロフィールは、自分を理解していないと書くことが出来ないと思います。
「自分の特徴」と「女性側が求める特徴」が一致していない事には、マッチングは出来ないでしょうからね。
ようは、需要と供給的な話になるので、このプロフィールはめちゃくちゃ外せないと思います。
ですので、僕はありのまま、読書や映画が好きといった「インドア派」であることが分かるようにしました。
そうすれば、僕の求める「インドアで内向的な女性」と出会える確率がアップすると考えたからです。
しかし、中にはプロフィールを「盛った方がいい」なんていうアドバイスをする人もいるかもしれません。
けれど、自分を盛るという事は、それだけ「自信のなさ」の表れでもあります。
それにもし、内容を盛った上で、実際に相手と会ってしまうと「ガッカリされる」可能性が上がります。
せっかく会うのに、時間やお金の無駄にもなりますし。
そんな需要と供給の不一致を避けるためにも、正直に書いた方が良いと思う次第です。
そして、この思考は、街コンに1年課金し続けた成果でもあるんじゃい!!
顔写真について
また、抵抗はありましたが、顔写真も思い切って乗せることにしました。
ただ、自撮りだとちょっとハズい…。
そこで、数は少ないながらも、知人と旅行に行った時の写真があったので、それを利用しました。
やや遠目に写った写真をちょっと拡大して載せました。
もし反応が悪かったらまた変えればいいだけなんて考えていました。
こればかりは運が良かったのかもしれませんね。
思い切って課金してみた
続いては、課金についてです。
一応無料でもある程度の機能はあるみたいですが、僕はすぐさま課金しました。
ちなみに僕の場合はペアーズを利用したので、それを元に書いていきます。
※ただし、変更がある場合があるので注意。
男性の場合だと、1か月、3カ月、6カ月、12カ月の有料プランがあります。
1か月プランだと割高になりますが、12カ月プランだと月割り計算で安いみたいな、よくあるシステムです。
定石としては、最初のうちは1カ月や3カ月プランで様子見なのでしょう。
しかし、僕が最初にぶっこんだのは「12カ月プラン」でした。
12カ月プランでも、街コン2,3回分のお値段なので、僕にとってはかなり割安だと思える金額です。
それに最初のうちは、「1年に渡っていろんな女子と出会ってやるぜ!」みたいな変なテンションがありました。
また、僕は「自分を追い込まないと動けない人間」なので、「なんとしても彼女を作らねば」という気合にもなりました。
ペアーズの使い方は超簡単
そして、以上の準備を終えた後は、さっそく恋活にとりかかっていきます。
と言っても、後は簡単です。
具体的には、気に入った方のプロフィールを見て「いいね」を押すだけ。
相手も「いいね」をした相手が分かるので、お互い「いいね」を押しあうとマッチング。
マッチングすると、直接相手とやり取りが出来るので、挨拶をしたり、感触を確かめることが出来ます。
もちろん、デートの約束が取り付けられればOK!
ね、簡単でしょう?
ペアーズが楽しすぎた件
で、このペアーズなんですが、課金しなくても無料で登録するだけで、メチャクチャ楽しいです。
なぜって、すぐに「女の子の写真」がバーッと表示されるのです。
そんな可愛い子たちだけを見ているだけでも、かなり幸せな気持ちになります。
しかも、「その中の女性と連絡を取れれば、実際に会ってくれるかもしれない」のですから!!
クソみたいな世の中ですが、ここだけは夢や希望があふれていました。
そして、僕はペアーズに登録した瞬間に、「これはいける!!」と確信しました。
これだけの女性が一堂に会しているならば、1人くらいはマッチングできてもおかしくはありませんからね。
しかも、お互い「真面目な出会いを求めている」というのがほぼ前提!!
さらに「足あと」という便利な機能もあり、女性が自分のプロフィールを見てくれた事が分かるのです。
実際にやってみると分かると思いますが、自分に足あとがつくだけでも、めっちゃテンションが上がります!
まだ未登録の方は、ぜひとも体験していただきたいです!
ついに結果が出たよ
そして1週間ほど、ペアーズをやってみると、かなりの自信つきました。
なぜなら、自分への「いいね」が数値化されるからです。
僕の場合は確か1週間で2桁ほどでした。
少ないかも分かりませんが、他のライバルの男性の「いいね」の数なんて、知ったこっちゃあありません。
そういうクローズド的な仕組みになっているのも、ありがたかったですね。
もちろん、女性もどういう気持ちで「いいね」を付けているのかは分かりません。
でも、人生で1度も告白をされなかった僕にとって、とてつもなく嬉しい事でした…。
ただ、自分から「いいね」を送っても、相手にされない事も当然あります。
逆に、マッチングできても返事がない事もしばしば…。
けれど、2週間もたつ頃には動きが見え始めました。
そしてついに、マッチングした相手とデートにこぎつけることに成功したのです!!
いやー、この人生2度目のデートのために、どれだけ時間がかかったことか…。
デートは相変わらず下手くそすぎ
もちろん、女性慣れしていない僕にとって、デートは鬼門でした。
遊び経験がないため、ほぼ食事がメインになってしまいますからね。
しかし、僕はもう開き直っていました。
「そんなの、付き合ってしまえばどうにでもなる!」という風に。
僕はもう「交際経験なし」という事をオープンにするという、捨て身の戦いしかありませんでした。
逆に、僕は「男慣れしている女性」というのもキツいので、それこそ価値観の一致を目指していたのです。
「お互い恋愛に不慣れな者同士」ならば、ある意味で理想なカップルじゃありませんか?ねぇ皆さん!?
(なんか、書いていてテンションがおかしくなってきてますね。)
が、しかし1人目は合えなく玉砕。
詳細を言うと、お相手はデート当日に、急遽予定が入ったらしいのに無理をして来られてきたのです。
そのため、結局食事のあとに慌てて帰られてしまうという事態となりました。
そのままお相手との連絡はなくなりました。
けれど、自分に「いいね」が来ていることは、まだまだ入れ食い状態!
気を取り直して次の女性にアプローチを仕掛けました。
まさか結婚相手になるとは思わなかった
そしてまあ…、冒頭でも書いたのですが2人目で出会ったのが今の妻です。
ここまで割とハイテンションで書いていたのですが、妻の事を考えると我に返ってしまいました…。
まだ恋人時代だったら、出会うまでの高揚感とかエピソードとか、いろいろ書けたとは思います。
しかし、結婚してもう4年にもなり、今となって恋人時代の事を書くのは、かなり恥ずかしいですね…。
これが匿名のブログだからここまで赤っ恥晒しながら書けましたが、そろそろ限界が近づいてきました。
ですので、妻との詳しいデートや経緯については、ほとんど割愛します。
書いても、たぶん面白くないですからね。
結婚してみて思った事
ただ言えるのは、出会ってからはとにかく楽しい事が増えているという事です。
もちろん、楽しい事ばかりではなく、自問自答する日々を送っているの相変わらずです。
それでも、いつでも話せる相手がいるというのは、心強くもあり、ありがたい事です。
また、当たり前のように破局や離婚の危機は、何回か訪れました。
その時はめちゃくちゃ苦しい時期でもあります。
それでも乗り越えられたのは、やはり付き合う前から自己分析していた事が幸いしたと考えています。
そして、今後も嫌な事があったとしても、「トータルでプラスになればいい」というのが今の僕の考え方です。
嫌な事や苦しい事を避けたり、目をつむるのではなく、それもまた経験として受け入れるしかありません。
そういったマイナスがあったとしても、楽しいことがそれを上回ればいいんです。
僕は今後、そうやってこの人生を送っていこうと思っています。
「陰キャ」なんてただのレッテルだ!!
あと、陰キャとか散々書きましたが、30歳になる頃には本当にどうでもいいと思えるようになりました。
どーせそのうち死語になって、また別の言い方になるだけでしょうし。
それに、そういう言葉でレッテルを貼ったり、カテゴリ分けするのが特に盛んなのは、学生のうちだけだったりします。
実際、中学時代にイケてた人、イケてなかった友人とも再会したりもしましたが、いい年になってごく普通のパパやってましたからね。
僕としても、なんだかんだ子供も2人出来たので、自分の人生って捨てたもんじゃないんだなと。
おわりに
さて、今回の記事を書いたのは、冒頭でも書いたように「マッチングアプリの体験談ブログを作りたい」という欲求があったからです。
ちゃんとした形では書けませんでしたが、かつての自分がやりたかったことを、ようやく果たせたという所です。
4、5年越しではありますが、やってみようと思えばやれるもんですね。
僕は基本的に当ブログで偉そうなことを書く癖がありますが、結局こういう人間なんですよ。
理屈っぽくて繊細で、面倒くさい人間です。
友達がいないのも頷けます。
けれど、そういう人間でも恋愛や結婚は出来るものなんですね。
僕にとっては妻や子供たちだけは本当にありがたい存在なので、僕はそれで十分なのです。
というわけで、今回のお話はおしまいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
最後になりますが、みんなもペアーズ、やろう!