引きこもり先生 第1話 あらすじと感想(ネタバレあり) 【NHKドラマ】

ひきこもり先生2

2021年6月12日から放送されているNHKドラマ「引きこもり先生」。

興味を引くタイトルだったので、視聴してみました。

 

そして、控えめに言って、僕は1話を見て大いに感動して泣きました。

 

というわけで、今回は引きこもり先生のあらすじや内容を紹介していきたいと思います。

 

引きこもり先生 あらすじ紹介

主人公、上嶋陽平(佐藤二郎)は”元”引きこもりです。

 

彼は、友人に騙され、借金を負わされるという過去がありました。

そのショックから、11年間引きこもりとなってしまったのです。

 

引きこもり以前の陽平は、きちんと仕事もしていたし、妻も幼い娘もいました。

ところが、引きこもるようになった事で、妻は愛想をつかし、娘を連れて家を出ていったのです。

 

陽平は、家族の事を想いながらも、何もできない自分に怒りや苦しみ、そして葛藤を感じていました。

それから陽平は、3年前から、ようやく引きこもりから脱却し、母たちの協力もあって、「焼き鳥屋」の店主として社会復帰したのでした。

 

しかし、陽平の表情は暗く、接客もしないというネガティブなスタンスで、ただ仕事をしているという生活でもありました。

 

ところが、そんなある日の事。

 

陽平は、ふとしたきっかけから、とある中学校における不登校の児童のための「非常勤講師」にならないかと誘いを受けます。

 

陽平としては、そもそも学校なんて関係ないし、教師になんかなりたくはありませんでした。

 

ところが、スクールソーシャルワーカーの磯崎の存在や、1人の引きこもりの少女との出会った事で、彼の気持ちは少しずつ変化していくのです。

 

そして、この物語は、陽平自身の成長でもありますが、引きこもりに悩む児童と、それを取り巻く大人たちの在り方が描かれています。

 

生徒たちはどうして不登校になるのか、そして、大人としてすべきことは何か、という非常に考えさせられるテーマとなっています。

 

ひきこもり先生 第1話 内容(ネタバレあり)

第1話では不登校児の少女・奈々にスポットが当てられていきます。

彼女は人生に絶望していて、その腕には痛々しいほどのリストカットの跡がありました。

 

そんな奈々は、ある時、歩道橋をのぞき込み、そこから飛び降り自殺を計ろうとするのです。

 

そこへ陽平が遭遇し、彼女は慌てて逃げていきました。

 

最初は彼女が何者なのか、そして、何をしようとしていたのか、分からなった陽平。

  1. しかし、「不登校といじめの根絶」を掲げる市立中学校の校長と、そこに勤めるソーシャルワーカーの磯崎と出会う事で、彼女がその学校の生徒であることが分かりました。

そして、奈々の事情を知り、彼女が今まさに苦しんでいる事を知りました。

 

なので、陽平は少なからず、彼女を助けたいという意思を持ちました。

とはいえ、今にも消えてしまいそうな奈々に対し、中途半端な気持ちで彼女に関わるという事は、あってはならない事です。

 

なので磯崎は、

「教師でもない人間が生徒に関わるべきではない」

「もし彼女を本気で助けたいならば非常勤でも講師になれ」

「なれないのなら、もう二度と奈々に関わるな!!」

と一喝します。

 

その言葉に動かされたのか、ぎこちないながらも、陽平は自分の気持ちに向き合う事にします。

 

そして、彼は奈々を助けるべく、走り出します。

 

けれども、奈々の心は、今にも死んでしまいそうなほど、弱り切っていました。

母親からは蔑ろにされ、生きている意味も感じられなかったのです。

 

しかし、陽平は彼女をゆっくり、優しく抱きしめ、「生きよう。生きよう。生きよう・・・」と涙ながらに繰り返し訴えました。

 

そんな陽平の行動に、奈々の心も動かされて行くのです。

 

そして、それから、陽平は正式に非常勤講師となりました。

 

とはいえ、本人は、自分が講師という事にやや違和感もあるし、あまり自覚や責任も持ちたくないという面も見られました。

ですので、まだ講師としては未熟なのかもしれない陽平。

 

しかし、彼の前には問題や悩みを抱える生徒が現れ、陽平は真摯に向き合っていくのです…。

 

ひきこもり先生 第1話 感想

このドラマをみて、僕は思いました。

「1人の人間の為に、僕はここまで助けようとしただろうか。」

「生きる事に絶望した人に、僕は何と声を掛けられるのだろうか。」

そんな事が脳裏によぎったのです。

 

けれど、「中途半端な気持ちでの人助け」なんてものは、かえって迷惑であったり、人を傷つける事にしかならない、という事も磯崎さんの台詞で最も重みを感じるところです。

 

人を助けるという事は、勇気も覚悟も必要になり、時として自分を犠牲にしなければならない事もあるのでしょう。

 

そう考えると、「人助け」という事がいかに難しいことなのかを思い知らされました。

 

しかし、そんな難問に対し、陽平は1つの答えを導き出します。

それは、説得もせず、難しい言葉も使わず、ただ「辛い人生だとしても、共に生きよう」という純粋でまっすぐな思いを伝える事です。

 

ただし、これは同じ経験をした陽平にしか出来ない事だと思います。

なぜなら、同じ思いをしていないと、その辛さを自分事として捉える事が出来ないからです。

相手の事を本気で思うためには、自分がよほど辛い思いをしなければ出来ない事でもある、という事が言えます。

 

人助けをするというのは聞こえがいいですが、本当の人助けとはある意味で「自分自身を救う」という事にあるのかもしれません。

 

というわけで、引き続き第2話も見ていきたいと思います!

それでは今回はここで失礼いたします!