漫画「ダリア結婚相談所」に共感したという感想(ネタバレあり)

ダリア結婚相談所 ~そのこだわり、本当に必要ですか?~

最近、広告でも話題の漫画「ダリア結婚相談所~そのこだわり、本当に必要ですか?~」を読んでみました。

女性向けの漫画かと思っていましたが、普通に男性にも刺さる漫画でした。

恋愛でも大事になる部分を突いてきたので、共感しかなかったです。

 

というわけで、今回はそんな漫画のご紹介をさせていただきます。

(若干、ネタバレも含みますのでご注意を)

まんが王国で配信中です。

 

ダリア結婚相談所 1話のあらすじ

これは、結婚するにあたり「強めのこだわりをもったお客さん」が1人ずつやってくる形式で描かれて行きます。

こだわりに対し、相談員さんが「改めて問い直す」ことで、問題を解決していくのです。

 

1人目は女性のお客さん。

彼女のお相手は、ほとんど非の打ち所がない、爽やかな男性。

結婚相手に申し分ないけれど、1つ問題がありました。

 

それは、ラインが「おじさん構文過ぎてキモすぎる!」というもの。

 

それ以外は良いのに「たった1つの欠点」が目につくため、縁談を断ろうというのです。

「もったいない」という事は理解しているも、無理やりくっつけようとするわけにもいかない。

そこで相談員さんは、「なぜキモく感じるのか?」問い直すわけです。

そして、「その欠点は、そこまで重視するモノか?」という事を気付かせるのです。

 

例えば「なぜそういうラインを送るのか」とか、「彼は本当にキモいのか?」を見定めるのです。

こうして、「相手がなぜそういう欠点を持つのか?」を理解でき、ようやく先に進むことが出来た、という展開でした。

 

人間、誰でも欠点はありますよね。

でも、欠点ばかり指摘していたら、結婚どころか、恋愛も出来そうもないんですよね。

 

これはもう、共感しかないですね…。

 

2話~3話 非モテ陰キャ男子あるある!!

で、肝心なのは2話~3話なのです。

 

登場するのは、男性のお客さん。

彼は「おしゃれにまったく興味がない」のです。

「中身が重視」だと言い、髪形も服装にも無頓着。

 

外見に囚われない「ありのままの自分で勝負したい」というのです。

 

つまり、「こだわりたくない」というのが「こだわり」という特徴なのです。

 

これが、まさに「僕自身」の事が描かれているようでした…。

 

まさに女性から見れば「何言ってんだコイツ」レベルです。

でも、これ非モテ・陰キャあるあるなんですよね…。

 

例えば、「おしゃれしてカッコつけて、モテようとしているのが恥ずかしい」みたいな。

そういう「見た目」が良いだけのチャラ男とかにすぐ付いていく女性が嫌だとか。

 

だからといって、何もしないままで都合よくモテると思ったら大間違いなんですよね。

 

「いいから黙って美容院に行け!」って話です。

もちろん、それで「カッコよくなれる自信もないから行けない」ってパターンもあります。

 

しかし、それは何よりも清潔感が重要っていう事を分かっていないだけです。

身だしなみを変えるだけで、大きく変わります。

 

それでいて、自分の見た目は変えないくせに「派手なギャルとはちょっと苦手」みたいな贅沢な事も抜かすんですよね。

ですので、作中では「見た目を気にしているのは、お前の方じゃい!」という話にもなるのです。

 

人間、見た目から入るのはごく自然です。

そこから付き合ったりする段階で、ようやく「中身」が問われていくのでしょう。

 

なので、付き合う流れに持っていくためにも「見た目」も大事にしましょうね、という事が描かれていました。

 

いやー、本当に過去の自分を見ているようで、嫌な汗が止まりませんでした…。

これもまた「共感」しかなかったです。

 

ダリア結婚相談所 感想

何気なく読んでみただけですが、なんか恋愛の本質的な部分を突いてくる内容でした。

電子書籍が乱立していくと、薄っぺらい漫画も目につきますが、今作は中身が濃かったと思います。

しかも、女性目線、男性目線と、さまざまな見方が出来るのも面白いと思いました。

もっと早く出会っていれば、僕の婚期ももっと早かったんでしょうかね…。

 

というわけで、恋愛や結婚にも、すごく参考になる良書でした。

まだ3話までしか配信されていないようですが、4話の配信も楽しみです。

ちなみに、まんが王国で配信中なので、気になる方はぜひ!

まんが王国