※この記事は、あくまで僕が今までで学んだことや経験を元に書いていますので、ご参考までにとどめておかれる事をお願いいたします。
さて、前々回に引き続き、ブログ講座としては3回目になります。
これまでで基本的な書き方の方針や、ジャンルやキーワードの選び方をお話しました。
ここからは、より具体的な「収益化の方法」と「実践的なジャンル選び」についてお話していきたいと思います。
Contents
ブロガーの平均収入はいくら?
まずは、収益化についてのお話をしていきます。
もし、ブログで稼ぐとなると、具体的にいくらの収入が目安となるのでしょうか?
参考としてアフィリエイターの平均収入をみてみましょう。
とあるサイトがそれを調査された結果、2019年では平均約13万円だそうです。
ソースは以下の通りです。
アフィリエイターの平均収入については、2019年の調査結果を元に集計したところ平均収入は約13万3,389円となりました。
出典元:月刊副業
毎月13万円の収入をブログで得られれば、それだけでも十分って感じしますよね。
専業ではやや心もとないですが、副業として考えれば、決して少なくない数字です。
というわけで、「ブログで収入を得たい!」という方は、まずこの13万円を基準に考えてきましょう。
ブログで収益化する方法とは?
では、どうやって収益化すればいいのか言うと、僕の場合は「Googleアドセンス」と「ASP経由の報酬」を併用するという、至ってメジャーな方法を使っていました。
一応簡単に説明しておくと、「youtube広告」や「テレビのCM」のように、ブログ内に商品リンク(広告)を貼る事で、収入を得ているのです。
その際、Googleアドセンスなら1クリック毎に広告料が得られます。
ASP経由なら、「商品購入」などを条件に紹介料が得られる、というわけです。
pv数(ブログ閲覧数)が多ければ多いほど、収入は高くなる仕組みです。
さて、僕の場合はアドセンスの収入は、昔は月数万くらいありましたが、今ではほぼ数千円程度となって、あまりお金にはなっていない感じです。
その一方で、ASPからの収入では、月/20万円ほど得ています。
平均よりもわずかに高めですが、その分本業は時短勤務なので、バランス的にはブログに重きを置いてる感じです。(もはやどっちが本業か分からない状態です。)
また、僕の全ブログのpv数を足すと「月30万pv」ほどですので、ざっくり計算すると1pvあたりの単価は0.5円~0.7円となります。(2021年2月現在)
どれくらいのpv数が必要になるのか?
では、13万円を達成するためには、毎月どのくらいのpv数が必要になるのでしょうか?
僕の場合、ざっくり計算すると以下の通りになります。
月間/1万pv=7,000円
月間/10万pv=70,000円
月間/20万pv=140,000円
したがって、13万円を得るには、月間/約20万pvが必要といえますね。
これはどういう数字かといえば、日間/6000pvになります。
ブログで稼ぐのが難しい理由
さて、この6000pvという数字を見て、どう思われましたか?
恐らく、見方によってはかなりハードルが高いと思います。
というか、ちょっとやってみた人から見れば、「それって本当に出来るの?」というレベルだと思います。
もちろん、6000pvという目安はあくまで僕の場合ですので、人によって違うかもしれません。
けれど、他のサイトとかも調べてみたところ、最低でも10万pvくらいないと、収益として安定しないと思われます。
ただ、仮に10万pvを目安としても、毎日3000pvが必要になります。
しかし、3000pvも集めるって、考えてみるだけで「ムリゲー」という感じがしませんか?
そうです、その通りです。
毎日3000pvを得るという事は、物理的にも1日2日でどうこう出来る話ではありません。
最低でも数か月、あるいは1年や2年はかかるレベルなのです。
これがブログで稼ぐのは難しい、と言われる所以なのです。
実際、ブログをやっても収入ゼロという話が後を絶たないのは、そういった背景にあります。
僕もこれまで何回も絶望と挫折を繰り返してきました。
アフィリエイトは稼げないのか?
だからといって、「毎日3000pvを集めるのは素人には無理なので、絶対に稼げません。」というわけではないと思います。
前々回から申し上げています通り、他人が気になる話題やモノを考え、ジャンルを選び、キーワードを選定し、文章や画像でまとめる、というブログの基礎基本が出来てて継続すれば実現は不可能ではありません。
実際、テレビとかネットを見ていれば、あまり手を付けられていない新たな話題は山ほどでてくるわけですから。
それに、ライバルが少ないジャンルやキーワードを選べれば、たとえ1日/10pvだとしても、月/数千~数万円の価値にもなりえるのです。
PVはあくまで目安でしかないのです。
それに、僕は1つのサイトで頑張れと言っているわけではありません。
というのも、僕は先ほど「全ブログ」の合計30万pvという表現をしました。
なので別に、1つのブログを運営しているわけではありません。
極端な話、日間/1000pvのサイトが3個あれば合計3000pv、6個あれば合計6000pv達成となります。
なので「6000pvなんて自分には無理だ!」と嘆くよりも、「じゃあどうしたら6000pvになるのだろうか?」と考える事が建設的なのです。
それに、1日数十pvのブログからも、いくらかのお金にはなっているので、最初から数千アクセス目指すよりも、まずは数十pvを目指すのが近道と言えます。
とにかくブログ記事を書き、何度も失敗し、そこから学び続けるほかないのです。
…ただ、収益化するにおいても、「お金になるジャンル」と「あまりお金にならないジャンル」はあります。
いくらpvが集まったとしても、「ちょうどいい広告が張れなくて稼げない」なんてことにもなりかねないからです。
というわけで、ここから収益に結び付けるための、実践的で「比較的稼ぎやすいジャンル選定」についてお話していきたいと思います。
稼ぎやすいジャンルと稼ぎにくいジャンル
さて、まずは前回のおさらいも兼ねて、「お金になるジャンル」について解説していきます。
「お金になるジャンル」とは、以前も書いたようにYMYLに抵触するジャンルです。
前回の説明と被りますが、美容・健康食品・転職・不動産・投資などが挙げられます。
2021年においても、それらを取り扱っているaspはあり、その単価を見ていると2000円~1万円以上と高額です。
しかし、いくら高単価と言っても、もはや個人ブログでは参入はほぼ不可能であり、そういった高額案件は狙えないのです。
YMYL以前なら、素人のブログが台頭していたので、昔のアフィリエイターたちはこぞって稼ぎまくったと言われていますが、今では通用しません。
YMYLに抵触しなくて稼げるジャンルは?
では、YMYLに抵触しない「稼ぎやすいジャンル」はあるのでしょうか?
結論から言えばあります。
ざっといくつか挙げると、電子書籍、VOD、恋愛、占い、ビジネススクール、ペット関係といったジャンルです。
これらは、YMYLに関係せず、なおかつ高単価です。
1つの成約でだいたい2000円~5000円くらいになるので、これらで当てればかなりの収入になるでしょう。
しかし、年々競争相手も増え続けており、「キーワード選定」の競争が激化している感も否めなくはないです。
いくら自分がニッチなキーワードを選んだつもりでも、時代と共に「これでもライバルいるの!?」という状況も増えていくのです。
つまり、高単価であるという事は、それだけ多くの競争が起こり、時と共に参入が難しくなる、という事がいえるのです。
なので、僕は「2000円以上」という高単価の案件は、稼げるけれども、参入は厳しい事を前提に考えないといけないと考えています。
素人でもブログで収入を得るための戦略
そして、僕が至った結論があります。
それは「300円~1000円」程度の低単価の案件をメインに狙う、と言う方法です。
300円と聞けば、大抵の人は、きっと見向きもしないような金額ですよね。
労力の割に、見返りも少なく感じると思います。
仮に、単価3000円の商品なら40個を売れば12万円になりますが、単価300円ならその10倍売らないといけなくなるわけですから。
そうなると、いくら頑張ったとしても、せいぜい月収1万円のサイトくらいしか出来ないかもしれません。
しかし先ほどにも言ったように、1つのサイトだけにこだわる必要はないのです。
例えば、もし月に1万円の収益が出るサイトが10個あればどうなるでしょうか?
一度収益を上げたブログなら、同じような方法でブログを新たに作って稼ぐことが可能とはいえないでしょうか?
つまり、僕の言う戦略とは「まずは収益1万のブログ」を何としてでも作り、そこで成果の得られた内容を分析し、「じゃあ、次はこれもいけるのでは?」と連想して、また新たなブログを構築していく、と言う方法なのです。
もちろん、複数のブログを運営するのは難しいかもしれません。
しかし、誰も見向きもしないようなジャンルなら、多少記事の内容が荒かったり、更新が少なくても、意外と上位表示を狙えるというメリットがあるのです。
つまり、低単価で誰もいなさそうなジャンルを狙っていく事で、どんどん上位表示させていく、という作戦が立てられるのです。
これこそが、僕が実践している「素人ブログでも稼げる戦略」なのです。
「○○というジャンルなら稼げます」という言葉の裏にあるもの
さて、じゃあ具体的に「低単価」で「ライバルの少なそうなジャンル」は何があるのでしょうか?
「このジャンルなら稼げます!」という事さえ分かれば、上手く行く可能性が高いですよね。
しかし、それに関しては「自分で調べたり、考えて実践してみましょう」としか言いようがありません。
その為の方法こそが、前々回で申し上げたような「自分の興味を持ったこと」「世間が興味のありそうなこと」を元に記事を書く、という事なのですから。
それから実際にやって見て、上手く行かなかったり、やって見たら意外と上手く行った、みたいな結果が得られるわけで、それを繰り返していくしかないのが現実なのです。
なので、「どのジャンルなら稼げるのか?」と聞かれても、「自分に頼るしかない」というのが答えなのです。
というか、もし簡単に稼げるジャンルがあるのなら僕も教えて欲しいくらいです。
(ちなみに当ブログに関しては、ほぼ僕の趣味の延長でもあり、1つの実験でもあるので、本格的な収益化が出来るかはまだ不明です。)
また、ネットで「稼げるジャンル」で検索したところで、何の意味もない事は留意しておきたいところです。
というのも、例えば、リアルビジネスでも「ラーメン屋が稼げる」とか「フランチャイズは儲かる」といった話は耳にすることがあると思います。
しかし、「ラーメン屋で稼げる」と言われても、そう簡単な話ではない事は想像できますよね。
それと同様で「電子書籍は稼げる」とか「恋愛系は稼げる」と言っている人は、「ラーメン屋は儲かりますよ」と言っているのと、何ら変わらないのです。
なので、もし有料だろうが無料だろうが、すんなりと得られる情報があるとするならば、ほとんど大した価値はないのです。
ですので、「稼げるジャンル」を知るのも確かに大切ですが、それよりも「自分に何が出来るか?」を知る事が先決といえるのです。
ところが、世の中には「有料情報!○○なら稼げますよ!!」などといってオモチャ同然の情報を流す人が後を絶ちません。
なので、そういった人に間違ってもお金を払わないように、気を付けましょう。
特に、ブログをやってるとそういう人たちに出くわす可能性が高いですから。
一応、それだけは注意喚起として述べさせていただきます。
ブログは楽しんでやることが一番
さて、色々書きましたが、一番大事なのは、自分で出来そうなジャンルやキーワードを探す事を楽しみにしながら記事を書く、という気持ちなのではないかと僕は、思っています。
「誰も書いてない事って何だろう?」
「ライバルの少なくて、需要がありそうな情報って何だろう?」と。
それを誰にも頼らず、1人で思いつけるかどうかがカギだと思います。
そうしているうちに、「あ、この商品と相性がいいから、これをリンクにしておこう」という意識を持つことで、収益化が可能になるのです。
あと、最後に触れておきますが、僕の今の収入についてですが、どうやって得られたのかといえば、何となくの思い付きがきっかけでした。
情報商材で結果が出せず、ブログで挫折しまくり、本気でやめようと考えていたんですが、たまたま「これっていけるんじゃないか?」とふと思って再開したのです。
そこで、ざっと調べて、実際にブログを書いてみたら、結果的に上手く行っただけの話なのです。
とまあ、それくらい気軽な気持ちで出来るのが、ブログのメリットなのですよね。
これがラーメン屋のようなリアルビジネスだったら、一度の失敗で多額の負債をしょったり、周囲に迷惑をかけたりもする事になります。
けれど、ブログは元手が数千円で起業が出来るという、リスクが極端に少ないのは目を見張るものがあります。
そうしてたまたま見つけたジャンルを中心に、様々なキーワードを駆使して記事を書いたら、みんなに読まれ、結果的にお金になる事があり、僕はそれが面白くてブログがやめられなくなったのです。
なので、皆様も、もし何か疑問や発見をしたらなら、それをすぐさま調べてみて、調べた情報を公開して、稼げるうちに稼いでいきましょう、というのが僕からのアドバイスとなります。
資本主義社会の国では、「価値を作って売る事」が僕たちの生きる手段なのですから。
というわけで、今回のお話は以上となります。
というか、これで僕の「ブログの書き方講座」はこれにて終了になります。
ワードプレスの立ち上げ方とか、記事の構成とか、文章の書き方が分からない場合は、他のサイトとかを見れば参考になると思うので、ここでは省略します。(実際、今回の僕の書いた内容は脱初心者のための方法を想定しているからです。)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
(怪しい商材やメルマガや友達登録、プレゼントのリンクは一切しません。)